この「九龍ジェネリックロマンス キャスト」ページは「九龍ジェネリックロマンス」のキャスト記事を掲載しています。
人気マンガ「恋は雨上がりのように」などで知られる眉月じゅんさんの最新作が原作のテレビアニメ「九龍ジェネリックロマンス」が、4月5日からテレビ東京ほかで放送されることが分かった。九龍城砦を舞台に鯨井令子、工藤発らメインキャラクターが集結したキービジュアルが公開された。ビジュアルには「恋が、秘密を解き明かす――。」というコピーが添えられている。第2弾PVもYouTubeで公開され、工藤への恋心を自覚しながらも、もう一人の自分の存在に揺れる令子、令子と工藤の日常が描かれている。
第2弾PVには、蛇沼と共に九龍の謎に迫る研究者・ユウロンも登場し、河西健吾さんがユウロンを演じることが明らかになった。主題歌の情報も発表され、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」がオープニングテーマ(OP)「サマータイムゴースト」、シンガー・ソングライターのmekakusheさんがエンディングテーマ(ED)「恋のレトロニム」をそれぞれ担当することが分かった。
ユウロン役の河西さんは「今回お話をいただくまで作品を読んだことがなく後から作品を読ませていただきましたが、すごくミステリアスかつ人々の思惑が交差するのは見ていて飽きず、先を読みたいけど先を知りすぎるのはお芝居に影響しそうで……もどかしかったです。僕が担当するユウロンはどこか関西なまりのある憎めない性格をしたキャラクターで、ただ怪しい雰囲気もある気になる役どころとなっております。原作ファンの方もアニメからの方にも楽しんでいただけるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします」と話している。
「水曜日のカンパネラ」は、「この度は『九龍ジェネリックロマンス』の主題歌を担当させていただくことになり、大変うれしく思っております。原作で描かれる、細かな人物の描写やノスタルジックな街の背景などに心を奪われつつ、『この後ストーリーはどうなるのだろう!』といろいろな気持ちをないまぜにしながら、マンガを読み進めていました。『サマータイムゴースト』という楽曲、制作時期はちょうど夏の暑い日が続いた中で、作中に登場するアイスコーヒーや扇風機に涼しさを求めつつ歌詞を書きました。原作・アニメ同様、ファンの方々に愛される楽曲になったら幸いです。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。
mekakusheさんは「作中の香港テイストな世界観をサウンドに落とし込んだり、恋が動きだす瞬間を切り取った、そんな楽曲になればいいなと書き上げました。毎日生まれては大きく育っていく、あなたへの思いに何度だって新しい名前をつけていきたいよね。『恋のレトロニム』に込めた思いを、ぜひ、作品と一緒に楽しんでいただけるとうれしいです」と語っている。
同作は、2019年11月から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中のミステリー・ラブロマンス。ノスタルジーあふれる街・九龍の不動産屋で働く鯨井令子は、職場の先輩・工藤発に淡い恋心を抱いており、ふと見つけた一枚の写真から、工藤には過去に自分とうり二つの婚約者がいたことを知る……という展開。なくした記憶、もう1人の自分の正体、九龍の街に隠された巨大な秘密と、過去、現在、未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かすことになる。累計発行部数は120万部以上。
アニメは、白石晴香さんが鯨井令子、杉田智和さんが工藤発をそれぞれ演じる。吉岡里帆さんと水上恒司さんのダブル主演で、2025年夏に実写映画化されることも話題になっている。
◇スタッフ(敬称略)
監督:岩崎良明▽シリーズ構成・脚本:田中仁▽キャラクターデザイン:柴田由香▽総作画監督:竹本佳子、中谷友紀子▽美術監督:金子雄司▽美術デザイン:平澤晃弘▽プロップデザイン:岩永悦宜▽色彩設計:松山愛子▽撮影監督:今泉秀樹▽編集:吉武将人▽音響監督:明田川仁▽音楽:佐高陵平(Hifumi,inc.)▽アニメーション制作:アルボアニメーション
◇キャスト(敬称略)
鯨井令子:白石晴香:▽工藤発:杉田智和▽蛇沼みゆき:置鮎龍太郎▽タオ・グエン:坂泰斗▽楊明:古賀葵▽小黒:鈴代紗弓▽ユウロン:河西健吾