べらぼう:瀬川は文を残し、吉原を去る 最後のおさらばえ? 第14回視聴率10.8%で2桁乗せ

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「蔦重瀬川夫婦道中」が、4月6日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.8%、個人6.5%だったことが分かった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。

 第14回では、幕府による当道座の取り締まりで、検校(市原隼人さん)と瀬川瀬川(瀬以、小芝風花さん)は捕らえられ、蔦重(横浜さん)までも同心に連行されてしまう。

 その後、釈放された蔦重は、大文字屋(伊藤淳史さん)から五十間道に空き店舗が出ると聞き、独立して自分の店を持てないかと考える。やがて検校に裁きが下り、そこで検校から離縁された瀬川は、「店一緒にやんねえか?」との蔦重の誘いを受け、共に生きるはずだったが……。

 終盤、蔦重は瀬川の元を訪ねるが、瀬川は吉原を出て行ったあと。高利貸しとして多額の資産を築いてきた検校の妻であった瀬川への世間の風当たりは強く、“いわくつき”の自分がそばにいては蔦重の夢の妨げになると思った瀬川は、身を引くことを選んだのだった。

 残された文には「おさらばえ」と別れの言葉も記され……と展開した。

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