べらぼう:瀬川、二度目の「おさらばえ」 蔦重との“ラブラブハッピー”回避に「森下脚本発動されてしまった」と視聴者

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第14回の場面カット (C)NHK
1 / 33
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第14回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「蔦重瀬川夫婦道中」が、4月6日に放送され、鳥山検校(市原隼人さん)から離縁された瀬川(瀬以、小芝風花さん)が、蔦重(横浜さん)と一緒にになるかと思いきや、手紙を残して吉原を去るという展開に、視聴者からは「なんで」「なんで瀬川」「なんでーーねえなんでーーー」といった声が次々と上がった。

あなたにオススメ

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第14回では、幕府による当道座の取り締まりで、検校と瀬川は捕らえられ、蔦重までも同心に連行されてしまう。

 その後、釈放された蔦重は、大文字屋(伊藤淳史さん)から五十間道に空き店舗が出ると聞き、独立して自分の店を持てないかと考える。やがて検校に裁きが下り、そこで検校から離縁された瀬川は、「店一緒にやんねえか?」との蔦重の誘いを受け、共に生きるはずだったが……。

 終盤、蔦重は瀬川の元を訪ねるが、瀬川は吉原を出て行ったあと。高利貸しとして多額の資産を築いてきた検校の妻であった瀬川への世間の風当たりは強く、“いわくつき”の自分がそばにいては蔦重の夢の妨げになると思った瀬川は、身を引くことを選んだのだった。

 残された手紙には「おさらばえ」と別れの言葉も記され……。SNSでは「えー悲しすぎる」「ムリです……」「ニ度目のおさらばえ……」などと視聴者は反応。「ああああああああ瀬川が…ひとりで抱え込まなくていいのに….これだから!これだから森下脚本は……」「森下脚本発動されてしまった」「森下先生の脚本だもん。能天気ラブラブハッピー!なんて展開にはならないのは知ってたけどさ、やっぱつれぇわ」といった感想に加え、「そうだ、この物語は森下脚本だった…そうだそうだ…」「やはり森下大河は森下大河だった」「まぁ、森下佳子が幸せ万々歳な脚本書くわけないもんな。。」との納得のコメントも書き込まれた。

写真を見る全 33 枚

テレビ 最新記事