あんぱん:【登場人物紹介】“風来坊のパン職人”屋村草吉 口は悪いが、腕はたしか 阿部サダヲは22年ぶり朝ドラ

3月31日スタートの連続テレビ小説「あんぱん」で阿部サダヲさん演じる屋村草吉(C)NHK
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3月31日スタートの連続テレビ小説「あんぱん」で阿部サダヲさん演じる屋村草吉(C)NHK

 今田美桜さん主演で、3月31日にスタートする2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」。「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、小松暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデルの「愛と勇気の物語」となる。放送開始まであと4日。ここでは、阿部サダヲさん演じる屋村草吉を紹介する。

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 ◇どこからともなくふらりと高知にやって来た

 屋村草吉は、風来坊のパン職人。どこからともなくふらりと高知にやって来た、謎の男。お金にうるさく口は悪いが、パン作りの腕はたしかである。ヒロイン・朝田のぶ(今田さん)と柳井嵩(北村匠海さん)の人生に大きな影響を与えていく。

 屋村役の阿部さんは2003年度前期の「こころ」以来、22年ぶりの朝ドラ出演。

 昨年7月の出演発表の際、阿部さんは「『風来坊のパン職人』という、とても魅力的な役! ワクワクしています! どこから来て、どこへ行くのか? 目的は何なのか? 等々、今のところ謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです! 『なんのために生まれて なにをして生きるのか』『なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ』この歌詞が元々すごく好きだったので、連続テレビ小説で関われることがうれしいです! よろしくお願いします」とコメントしていた。

 ◇ドラマの脚本、語り、音楽、主題歌は?

 ドラマでは、朝田のぶと柳井嵩の“何者でもなかった二人”があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く。

 脚本は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛ける。語りをNHKの林田理沙アナウンサーが務め、音楽を作曲家でミュージシャンの井筒昭雄さんが担当。主題歌には、ロックバンド「RADWIMPS」の新曲「賜物(たまもの)」が決定している。

 3月31日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。

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