おむすび:リアルな“コロナ禍”描写が話題に 「緊張感がすごい」「マスクして演技してる画に迫力を感じた」

連続テレビ小説「おむすび」第111回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第111回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第111回が3月10日に放送された。同回から、コロナ禍を描く第23週に突入し、当時を思い出した視聴者からさまざまな反応があった。

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 第111回では、新型コロナウイルスの感染が日本で初めて確認される中、コンビニ弁当の開発をしないかという友人の菜摘(田畑志真さん)の誘いに、結(橋本さん)はどう答えようか迷う。

 一方、歩(仲里依紗さん)は、自身のブランドを広めるため、春のファッションイベントへ向けて佑馬(一ノ瀬ワタルさん)たちとともに準備を進め、聖人(北村有起哉さん)もまた、5月に行われる理容師の技術大会への参加に意気込んでいた。

 しかし、日本国内でも新型コロナウイルスへの警戒感が高まり、マスクを着けて生活する人々が増加。2月末には政府から大型イベントの自粛が要請され、イベントの中止や全国の小中高の学校へ臨時休校の要請が出される。

 日に日に感染者が増え続けると、結が勤務する病院でもコロナ患者を受け入れるための準備が始まる。病棟の一部のフロアを感染専用区域と定め、陽性スペースをレッドゾーン、医療スタッフが防護服の脱衣を行う場所をイエローゾーン、それ以外をグリーンゾーンとする「ゾーニング」と呼ばれる区分け作業が行われた。

 劇中の登場人物たちもマスク姿で登場し、SNSでは「こんなにもコロナ禍初期をリアルに再現したドラマなかなかないのでは」「長くつらいコロナ禍の始まりがジワジワ描かれてて緊張感がすごい伝わってきた」「演者のみなさんがマスクして演技してる画(え)に迫力を感じた」「マスク、あちこちに買いに走った記憶」といった声が上がっていた。

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