秘密~THE TOP SECRET~:第6話のあらすじ公開 団地跡から25年前の屍蝋化した遺体 薪は「第九」での捜査を拒否するが

連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」の第6話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」の第6話の一場面=カンテレ提供

 俳優の板垣李光人さんと、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんがダブル主演を務める連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第6話が3月3日に放送される。

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 ドラマは、マンガ誌「メロディ」(白泉社)で掲載された清水玲子さんの「秘密-トップ・シークレット-」とスピンオフ作「秘密 season 0」が原作。脚本は、「アンフェア」シリーズ(同局系)や映画「陰陽師0」(2024年)などを手がけた佐藤嗣麻子さんが担当している。科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”が舞台。第九の室長・薪剛(まき・つよし)を板垣さん、かつて第九メンバーで、ある事件で命を落とした鈴木克洋と、その後、第九に配属される、鈴木とうり二つの新米捜査員・青木一行を中島さんが一人二役で演じる。

 第5話では、通勤電車内で起きた薬剤師の刺殺事件と沿線連続殺人事件の後編が描かれた。雪子(門脇麦さん)の感染を知った青木(中島さん)は感染者を装い危険を顧みずに電車に乗り込むと、現れた犯人に声を震わせて怒りをぶつけた。一方、薪(板垣さん)は、“殺人を見て見ぬフリをした”もう一人の重要人物を捕らえ、事件の真相が明らかに。無事回復した雪子が青木を引き寄せてキスした後、颯爽と去っていくラストシーンは反響があり、青木と雪子が急接近することで、薪、青木、雪子の微妙な三角関係はさらに複雑になっていきそうな雲行きだった。

 第6話では、団地跡から屍蝋化(しろうか)死体が見つかったことから物語が始まる。低温で高湿度など特殊な環境下だったため、ミイラ化せず原形をとどめていたその死体は、雪子の見立てによると、20~25年前に埋められたものだという。下腹部に刺し傷が集中しており、残虐な手口から、雪子は「第九」で捜査すべきだと薪に進言するが、薪は拒否。結局、「どうして拒否するのか」と薪に食い下がった青木が1人で捜査することに。

 雪子は久しぶりに会った友人の浜田葵(藤間爽子さん)から、結婚式の招待状を渡される。聞けば、婚約者の早瀬翔(木田佳介さん)とはすでに一緒に暮らしているものの、男手一つで育ててくれた兄・尚(橋本淳さん)は翔のことを快く思っていないという。それでも、幸せそうな葵の姿に笑みがこぼれる雪子だったが、そこへ突然、薪が現れ、初対面の葵に「この結婚は考え直したほうがいい」と告げ、葵が隠していたあることを指摘する。雪子は、薪のあまりにデリカシーのない言動に憤慨し、「第九」に乗り込んでくるが、薪は無礼を詫(わ)びるどころか、雪子が友人の異変に気づかなかったことを責める。一方、屍蝋化死体のMRI映像再現に苦戦していた青木は、ようやく画面に映ったある人物に驚がくし……と展開する。

 第6話のゲスト、浜田葵役の藤間さんは、撮影に参加して「李光人君とはドラマ『silent』(2022年)で共演して以来でした。スーツ姿がとても似合っていて、薪そのものになっていました。門脇さんとは今回初めて共演させていただいたのですが、とてもフランクで明るく、お芝居もご一緒できてとてもうれしかったです」と話し、第6話について、「心の傷というものは、克服することはできても、傷そのものは一生消えることなく、その人の人生を狂わせてしまうことがある。いろいろと演じていて考えさせられるものがありました」と話している。葵の兄・浜田尚役の橋本淳さん、尚の少年時代を演じた羽村仁成さんもゲスト出演。

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