秘密~THE TOP SECRET~:第10話のあらすじ公開 最終回直前 殺された夫婦の脳をMRI捜査 そこには“薪”板垣李光人だけが知る“秘密”が

連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」の第10話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」の第10話の一場面=カンテレ提供

 俳優の板垣李光人さんと、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんがダブル主演を務める連続ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第10話が3月31日に放送される。

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 ドラマは、マンガ誌「メロディ」(白泉社)で掲載された清水玲子さんの「秘密-トップ・シークレット-」とスピンオフ作「秘密 season 0」が原作。脚本は、「アンフェア」シリーズ(同局系)や映画「陰陽師0」(2024年)などを手がけた佐藤嗣麻子さんが担当している。科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”が舞台。第九の室長・薪剛(まき・つよし)を板垣さん、かつて第九メンバーで、ある事件で命を落とした鈴木克洋と、その後、第九に配属される、鈴木とうり二つの新米捜査員・青木一行を中島さんが一人二役で演じる。

 前回の第9話から最終章に突入。第九の元捜査員、瀧本(眞島秀和さん)が「第九」に復帰。連続殺人犯の貝沼(國村隼さん)のMRI映像を見たあと、錯乱状態になり療養していたはずの瀧本だが、再び薪(板垣さん)の前に現れた理由は不明だった。ラストは青木が家族に雪子(門脇麦さん)を初めて引き合わせたその日、青木の姉の和歌子(佐津川愛美さん)が夫とともに殺害されるという衝撃的な展開だった。

 最終章の2話目となる第10話は、殺された青木の姉夫婦の脳は「第九」でMRI捜査されることに。変わり果てた姉の姿を見た青木は、これまでの捜査で自分が人の死を利用してきたせいだと号泣する。弔問に訪れた薪に自分を捜査から外さないでほしいと懇願するが、それを聞いた母・千枝(神野三鈴さん)は激高。突然、娘を失った悲しみとやり場のない怒りを青木にぶつけ、傍らにいた薪もまた、恐れていた事態が青木の身に起きてしまった絶望感で、青ざめた表情のまま動けずにいた。

 条件つきで捜査に加わることを許されたものの、姉夫婦の殺害現場の写真を見て、残酷な現実を受け止めきれない青木。その様子を見た瀧本は、「鈴木はもっと冷静で思慮深い男だった」と皮肉めいた言葉を投げかける。さらに鈴木が胸の内に秘めていた薪への思いを代弁して挑発する。和歌子たちのMRI映像を見た薪は、そこに映っていた犯人と思わしき人物の姿を見てハッとする。それは、「第九」の中でも薪だけが知るある事件の被疑者だった。映像の中の手紙を見た薪は、それが自分宛てのメッセージだと察知。和歌子たちが殺された本当の理由に気づき……と展開する。

 3月28日に大阪で会見した板垣さんと中島さん。第10話の見どころについて、板垣さんは「ノンストップで一回どん底に下り始める、ジェットコースターのように急下降するのが10話です。 薪は第九を離れてしまうのか、という展開もあります。最終章は“ある人”との直接対決もあります。どん底から、最後の最後は救いのあるような結末にはなっていると思うので、それを希望に楽しんでいただけたらと思います」と語った。

 中島さんは「(演じる青木は) “薪さんを支えたい”のですが、薪さんはいつも一人で抱え込んでばかり。ですが今度は『第九』が恩返しに行く。姉夫婦が殺害されてしまった理由にも薪さんが関わっていて、薪さんはまた秘密を一人で抱え込んでしまう。事件と瀧本が『第九』に戻ってきた理由も複雑に絡みあっていて、情報過多になるかもしれませんが、丁寧にひも解いて描いているので、しっかりとついていきながら、驚きながら見ていただきたいなと思います」と呼びかけた。

 さらに、「最終話はそれこそ……(薪と青木が)感情移入し合ったシーンがあります。“この(2人の)関係値でないとできないよね”というシーンです」とほのめかした。

 また、「第九」の捜査員の岡部靖文を演じた高橋努さんと、解剖医助手の菅井律子(スガちゃん)を演じた鳴海唯さんのほか、第九メンバーを演じた濱津隆之さん、阿佐辰美さん、森田想さん 梅舟惟永さんがクランクアップした。

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