桧山ありす:チャームポイントは「上がった口角」 「おむすび」出演で話題 17歳の元「ニコ☆プチ」モデルの目標は「人を魅了するような俳優」

NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する桧山ありすさん
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NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する桧山ありすさん

 橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」で、結(橋本さん)が働く大阪新淀川記念病院に入院する女子高生・曽根麻利絵を演じ、注目を集めている桧山ありすさん。現在、高校2年生の17歳で、朝ドラはもちろん、テレビドラマに出演するのも同作が初めて。フレッシュな魅力を放つ桧山さんに、芸能界を目指したきっかけや、将来の目標などについて話を聞いた。

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 ◇芸能界を目指したきっかけは?

 桧山さんは2007年9月20日生まれ、福島県出身、仙台市在住。小学校2年生の頃に、女児向け月刊誌「ぷっちぐみ」(小学館)のモデルオーディションでグランプリを受賞し、芸能活動をスタート。その後、小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」(新潮社)の専属モデルとして活動していた。

 モデルの活動を始めたきっかけについて、桧山さんは「『ぷっちぐみ』のモデルを始める前に、カタログのキッズモデルに母が応募したことがあって。1度だけ撮影に参加したのですが、とても楽しくて『もっとやってみたい!』と感じて、『ぷっちぐみ』のオーディションに応募しました」と振り返る。

 「もともと母がファッションや芸能が大好きで、私が幼稚園くらいの時に『東京ガールズコレクション』の映像を見せてもらったことがあったんです。その映像に出ているモデルさんが本当にキラキラしていて、すごく引き込まれたことが、芸能の仕事に興味を持つきっかけになりました」

 モデル活動を経て、企業広告やミュージックビデオ(MV)、舞台などで幅広く活躍。昨年はショートドラマアプリ「SWIPEDRAMA」で配信中のドラマ「最弱無敗の転校生」でヒロインを務めたが、テレビドラマへの出演は「おむすび」が初めてとなる。

 「初めてのテレビドラマがまさかの朝ドラで、うれしい反面、本当にドキドキで『どうすればいいんだろう?』という気持ちもありました。共演者の皆さんがいろんなことを優しく教えてくださったおかげで、何とか演じきることができました」

 桧山さん演じる麻利絵は、可愛くなりたい一心で過度なダイエットの末、低栄養・低血糖・低血圧のため検査入院を余儀なくされた高校生。複雑な心情を表現することを意識したといい、「本当にプレッシャーに押しつぶされそうでした」と吐露する。

 一方で「麻利絵ちゃんは本当は食べることが大好きなのに、我慢しているという設定。私も食べることが大好きなので、とても共感できました」と明かし、「撮影に入る前に、朝ドラの撮影で使われるご飯がおいしいと聞いていたので、ひそかに楽しみにしていました(笑)。撮影中に実際に食べたのですが、本当においしくてびっくりしました」と回顧した。

 ◇憧れの俳優は「清原果耶さんと桜井ユキさん」

 「おむすび」の撮影現場の様子を振り返り、はじけるような笑顔を見せる桧山さん。自身も「チャームポイントは上がった口角」と話すように、爽やかな笑顔が印象的だ。

 「真顔でも口角が上がっていると言っていただくことが多くて、そこは自分でも気に入っていますし、チャームポイントかなと思っています。笑顔も褒めていただけて、とてもうれしいです」

 今後の目標を聞くと、「人を魅了するような俳優になりたい」と言葉に力を込める。憧れの俳優に「清原果耶さんと桜井ユキさん」の名を挙げると、「お二人とも演技が本当にステキで、ひきつけられます。自然体な演技から、役によって印象が変わる演技まで自由自在で、自分もお二人のような魅力的な俳優になりたいです」と目を輝かせる。

 「私はまだまだ経験が浅いので、ドラマや映画に出演して経験を積みたいです。今、高校生ということで、リアルな学校生活の様子も分かるので、それを生かせる“学園ドラマ”に出演してみたいなって思います。あとは、もっと演技力を付けたいので、ちょっとひねくれてるような意地悪な役、一筋縄では行かないような難しい役にも挑戦してみたいですね」

 俳優業以外で興味がある仕事を聞くと、「食べることが大好きなので、いつかはグルメ系のお仕事や、激辛企画にも挑戦してみたい」と明かしつつ、「もともと芸能活動のスタートがモデルだったので、モデルの仕事もやりたいですし、いつかCMのお仕事をしてみたいです。でも、もっともっと俳優の仕事をしていけるように頑張っていきたいので、まずは演技を頑張りたいです」と熱く語っていた。

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