「第79回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞主催)の贈呈式が2月13日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区)で開催され、「正体」(藤井道人監督)で主演俳優賞を受賞した横浜流星さんが登壇した。
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横浜さんは「この度このようなすてきな賞をいただき、たいへん光栄に思います。『正体』に携わった皆さまのお力でもありますし、作品を愛してくださった皆さま全員でいただいた賞だと思っていますので、心から感謝しています。そして喜びを分かち合えればと思います」と感謝の言葉を述べた。
続けて、「藤井道人監督と出会って、10年たちます。お互い、何者でもない時から走ってきて、『正体』は10年の集大成となった作品ですので、たくさんの方の心に届き、愛していただいたことを本当に幸せに思います」と話し、「これからも妥協せず、志を高く、映画人として映画業界を盛り上げられるよう、精進してまいります」と意気込んだ。
映画は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人さんの同名小説(光文社)が原作。日本中を震撼(しんかん)させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木(横浜さん)が移送中に脱走する。顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的に迫る。
毎日映画コンクールは、1946年に創設された国内で権威のある映画賞。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考。今回の受賞作は、2024年1月1日~12月31日に国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーション・ドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)を対象に選出された。
日本映画大賞:「夜明けのすべて」(三宅唱監督)▽外国映画ベストワン賞:「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督)
主演俳優賞:河合優実「あんのこと」「ナミビアの砂漠」▽主演俳優賞:横浜流星「正体」▽助演俳優賞:池松壮亮「ぼくのお日さま」▽助演俳優賞:カルーセル麻紀「一月の声に歓びを刻め」▽スポニチグランプリ新人賞:越山敬達「ぼくのお日さま」
監督賞:三宅唱「夜明けのすべて」▽脚本賞:濱口竜介「悪は存在しない」▽撮影賞:池田直矢「十一人の賊軍」▽美術賞:林田裕至「箱男」▽音楽賞:石橋英子「悪は存在しない」▽録音賞:浦田和治「十一人の賊軍」
大藤信郎賞:「私は、私と、私が、私を、」(伊藤里菜監督)▽ドキュメンタリー映画賞:「映画 ○月○日、区長になる女。」(ペヤンヌマキ監督)▽TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・日本映画部門:「夜明けのすべて」(三宅唱監督)▽TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・外国映画部門:「インサイド・ヘッド 2」(ケルシー・マン監督)
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