ダブルインパクト:日本テレビ&読売テレビが“二刀流芸人”の賞レース 漫才、コントの両方を審査

新お笑い賞レース「ダブルインパクト」のロゴ
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新お笑い賞レース「ダブルインパクト」のロゴ

 日本テレビ読売テレビが、新たなお笑い賞レース「ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~」を始動することが2月4日、明らかになった。文字通り、漫才とコント両方のネタを審査して、真の“二刀流芸人”を決める大会で、今夏に決勝戦が放送される。

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 漫才の頂点を決める大会は「M-1グランプリ」、コント王を決める大会は「キングオブコント」が知られるが、両方の出来栄えを問う異例の大会。優勝賞金として1000万円が用意される。

 出場資格は、プロアマ問わず2人以上で、芸歴制限はなし。ユニットでの参加も認められる。漫才とコントの両方で審査を行い、予選1回戦は4月から実施予定。公式サイトのエントリーフォームで受け付け、締め切りは3月23日午後11時59分。

 ◇日本テレビ コンテンツ制作局 総合演出 宮森宏樹さんのコメント

 近年、漫才とコントどちらもできる芸人さんが増えています。「M-1グランプリ」「キングオブコント」という国民的な賞レースの影響、芸人さんのチャレンジ精神の賜物だと思います。そんな今だからこそ、大谷選手が二刀流で海を渡ったように、今までの常識を飛び越える才能を届けたい。「漫才」と「コント」全く違う2本の刀で戦うからこそ生まれる新しい笑いやドラマを見てみたい。そんな思いで誠心誠意、取り組みたいと思います。

 ◇日本テレビ コンテンツ制作局 プロデューサー 合田伊知郎さんのコメント

 誰もが思い浮かぶ賞レースで、“漫才の王者”が決まるのは「M-1」、“コントの王者”が決まるのは「キングオブコント」だと思います。毎年どんな面白いネタが見られるのか? どんな新しい芸人さんに出会えるのか? そして誰が優勝するのか? いつもワクワクしながら見ています。そんな偉大な大会に敬意を表しながらも、実は漫才とコントを両方やる全国規模の大会はなかったと思います。ならば、2つとも極めた二刀流の王者を見てみたい! 新しいスターが誕生する瞬間を見てみたい! そんな純粋な気持ちでこの大会に取り組みたいと思っています。もしかすると無謀な試みかもしれません。どっちつかずだと言われるかもしれません。でも、大谷翔平選手は、マンガみたいな二刀流を僕たちの目の前でやってのけました! それは決して広く浅くではなく、投手と野手それぞれの世界を極めたからこそ生まれる極意があるのだと思います。二刀流の大会だからこそ輝く、新たなスターがきっと現れるはずです。今年始まるお笑い頂上決戦・夏の陣、ぜひ楽しみにしていてください!

 ◇読売テレビ 制作局 プロデューサー 中田大介さんのコメント

 私たち読売テレビは、古くは「お笑いネットワーク」「上方お笑い大賞」「ZAIMAN」、そして現在は「漫才Lovers」「ytv漫才新人賞」と、半世紀を超えて上方漫才と真剣に向き合い、関西のお茶の間に笑いをお届けしてきました。そんな読売テレビのお笑い大好き集団が、日本テレビのお笑い大好き集団とタッグを組み、“いま自分たちが一番観てみたい新たな賞レース”を共に考え、実現させる運びとなりました。栄冠を勝ち取るのは、日頃から漫才とコント両方をこなす芸人か?はたまた漫才職人やコント職人が新たな才能を開花させるのか?全く想像がつきません。お笑い界のニュースターが誕生する瞬間を、私たちと一緒に目撃しましょう!

 ◇読売テレビ 制作局 演出 中屋敷亮さんのコメント

 「漫才」と「コント」両方とも面白い芸人さんは、これまでのお笑いの歴史の中でも、大スター揃いです。一つを極めることも素晴らしいですが、「両方できる」というスゴさ・芸人としての「強さ」も、もっと評価されるべき才能の一つではないかと思っています。そんな類まれなる才能を持った「二刀流芸人」たちと向き合うため、日本テレビ・読売テレビの2局も、それぞれの番組で長年研いできた刀を持ち合わせ、全力で取り組みたいと思っております。

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