おむすび:「真紀が消えてまう」ナベさんの悲痛な叫びに反響 「胸に迫るものがあった」「罪悪感を感じることはないよ」

連続テレビ小説「おむすび」第81回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第81回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第81回が1月27日に放送され、“ナベさん”こと孝雄(緒形直人さん)が悲痛な胸の内を明かす場面に、視聴者の注目が集まった。

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 第81回では、孝雄の自宅兼店舗を訪ねた歩(仲里依紗さん)は、うめき声を上げて倒れている孝雄を発見。孝雄は階段から落ちて脳震とうを起こしており、病院に搬送された。17年前の阪神・淡路大震災で被災した後も、孝雄は自宅を修繕をしておらず、階段の板が抜けて転げ落ちてしまったのだ。

 病院に駆け付けた聖人(北村有起哉さん)は、意識を取り戻した孝雄に、自宅の建て替えを提案したが、孝雄は「あかん! 壊したらホンマに思い出せんくなる」と拒む。聖人が「何を?」と尋ねると、孝雄は「真紀の声や」と返した。

 孝雄は、震災で亡くなった一人娘の真紀(大島美優さん)の月命日を忘れて仕事をしていた自分を責めながら、「だんだんあいつのこと、忘れ始めとる」と吐露。自宅には真紀との思い出が詰まっていると訴え、「あの家壊したら、ホンマに……真紀が消えてまう」と涙をにじませた。

 SNSでは「切ない」「胸に迫るものがあった」「本人はショックなんだろうな……」「忘れていく、と言ったのが『声』なのがリアルだった」「少しずつ忘れてしまうことに罪悪感を感じることはないよ」といった声が上がっていた。

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