海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第26回「いけにえの姫」が、6月30日に放送され、見上愛さんが藤原彰子役で初登場。鮮烈(?)な大河デビューを飾った。
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見上さんは2000年10月26日生まれ、東京都出身の23歳。2019年のデビュー以降、ドラマ、映画、CM、ミュージックビデオと幅広く活躍している。最近は、JRA(日本中央競馬会)のテレビCMでも知られる気鋭の俳優だ。
初の大河ドラマで演じる彰子は、道長(柄本佑さん)の長女。幼いうちに一条天皇(塩野瑛久さん)に入内し、定子(高畑充希さん)と競う立場となる。まひろ(紫式部、吉高さん)は才を見込まれ、彰子のもとに宮中女房として出仕する。彰子は、一条天皇にふさわしい妃になろうと努力を重ねる。
第26回では、災害が続く都をまたも大地震が襲うが、まひろは、夫となった宣孝(佐々木蔵之介さん)の財で家を修繕し、生計を立てていた。一方、道長は、安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)から、この天変地異をおさめるためには道長の娘・彰子(見上愛さん)を入内させるしかないと進言される……と展開した。
弟の田鶴(小林篤弘君)から「姉上はぼんやり者ゆえ、婿が来ないのですね」と言われるほど、引っ込み思案で口数の少ない彰子。父の道長から「そなたは何をしておったのだ?」と聞かれても「……」。いよいよ入内の話となり、道長は彰子に「父はそなたを帝(みかど)の后にしたいと考えておる。驚かぬのか?」と聞くも、彰子は「仰せのままに」と答えるのみ。
その後も、道長「母上はかたく不承知なのだが、お前はまことによいのか?」、彰子「仰せのままに」、道長「内裏に上がれば、母上や田鶴らとも気軽に会うことはできなくなる。されど、この国の全ての女子(おなご)の上に立つことは晴れがましきことでもある。父が言っていることが分かるか?」、彰子「仰せのままに」を繰り返し、道長は「分かるかと聞いておるのだ」と語気を強めたが、彰子はうつむき加減になるだけで、結局、道長は「ああ、今日はもうよい。また話そう」とあきらめた。
やがて道長は、一条天皇の愛する定子が懐妊したことを知ると、子が生まれる時期に合わせて、彰子を入内させることを決意。「裳着の儀」を盛大に執り行った。
SNSでは「『仰せのままに』しか言わない。心配だわ彰子」「彰子様、意志薄弱?」「彰子は何もわからないんじゃなく、最初から何もかもあきらめてるように見えるけど…」「暖簾(のれん)に腕押しな彰子ちゃん」などと視聴者は反応。
一方で「彰子役の見上愛さん、とても気になる存在感」「藤原彰子を演じていた見上愛さん。すごい存在感でしたねぇ~(驚)」「この彰子役、存在感あるなと見ていて、そもそも誰?と検索したら見上愛さんと。へぇ」「藤原彰子のとんでもない存在感。賢いのか愚鈍なのか、腹に一物あるのかないのか。見上愛。またすごい若手が出てきたな」といった感想も書き込まれた。
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