海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の最終回(第48回)「物語の先に」が、12月15日に放送され、1年にわたる物語が完結したが、不穏なラストシーンに視聴者の注目を集めた。
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最終回では、まひろ(吉高さん)は倫子(黒木華さん)から、道長(柄本佑さん)との関係を問いただされ、2人のこれまでを打ち明ける。
全てを知った倫子は驚きと共に、ある願いをまひろに託す。
その後、まひろは「源氏物語」に興味を持った見知らぬ娘と出会い、思わぬ意見を聞くことに。やがて時が経ち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する家族が亡くなる中、自らの死期を悟って最後の決断をする。
まひろは道長が危篤の知らせを聞き……。
倫子から許しをもらったまひろは、道長に物語を聞かせ、1日、また1日と命を伸ばすが、やがて道長はこの世を去る。
道長の死後、まひろは年老いた乙丸(矢部太郎さん)を伴い再び旅に出るが、途中で馬を駆る双寿丸(伊藤健太郎さん)と遭遇する。
双寿丸の前で「何にも縛られずに生きたいと思って」と旅の理由を明かすまひろだったが、双寿丸から「東国で戦が始まった。これから朝廷の討伐軍に加わるのだ」と聞くと、「気を付けてね」と声をかけつつも、「道長様、嵐が来るわ」と心の中でつぶやいたあと、どこか険しい表情を見せた。
物語はここで終了となったが、「完」や「終」の表示なし。このラストシーンに対して、SNSでは「えっ」「ここで!?」「終わり??」と、視聴者は少々戸惑い気味。さらに「うっわ、鳥肌立った」「すごい終わり方だった…」「嵐が来るわ、で終わった…」との声に加え、「武士の世の幕開けを示唆して幕を閉じる、か…」「武家の世がスタートということか」「戦乱の世を予見したまひろ」「武士の世へと続いていくことが感じられる、不穏なラストで、安易に「めでたしめでたし」と終わらない、物語らしからぬ現実感」といった感想も書き込まれた。
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