海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第22回「越前の出会い」が、6月2日に放送され、本編終了まで残り30秒のところで周明(松下洸平さん)の口から飛び出した言葉に視聴者の注目が集まった。
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第22回では、敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高さん)と為時(岸谷五朗さん)は、宋人の朱仁聡(浩歌さん)、通事の三国若麻呂(安井順平さん)らに迎えられる。
浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろはみんなと楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野国勝(徳井優さん)、源光雅(玉置孝匡さん)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。
医師として現れたのは周明だった……。
やがて、三国が何者かに殺され、疑われた朱は役人に捕らえられてしまう。
終盤、為時とまひろの前に姿を見せたのは、ある一人の男を横に連れた周明で、「話があって来た」と日本語で主張。驚くまひろを気にも留めず「朱様は通事を殺していない」とやはり日本語で訴え、横に立つ男を「証人だ」と為時に突き出すところで、同回は終了した。
それまで宋人として振る舞っていた周明の突然の告白に視聴者も反応。「え、日本語!?」「キャアアアーーー日本語シャベッタアアア」「やっぱり日本語話せるじゃん」「周明、やっぱりそうだよねえな展開」などの声が上がった。
同回本編後に公開された次週第23回「雪の舞うころ」(6月9日放送)の予告では、まひろが「あなたは宋人なの? 日本人なの?」と核心に迫る様子も映し出され、「周さん、何者か」「うーん。周明は。日本人…なのかな」「周明は、若い頃の為時パパのように宋行きの船に乗り込んで向こうに渡った日本人なんだろうか」といったコメントも書き込まれた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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