海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の最終話が3月29日に放送された。河合優実さん演じる小川純子と、仲里依紗さん演じる犬島渚の“母娘”のやりとりについて、SNSで話題になった。
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最終話「アップデートしなきゃダメですか?」で、小川市郎(阿部さん)は、最後のタイムスリップを、ハラスメント問題で落ち込んでいる渚のために使おうと決める。渚と共にバスに乗り込み「昭和」へ向かう。
すっかり真面目な受験生となった純子と2人で会った渚。後輩へのハラスメントがSNSで拡散されてしまった渚に、純子は「その後輩の人、もう怒ってないと思う」と話す。
「どうかな~」という渚に、純子は「自分のことしか考えられないときってあるよ、誰でも。そういうとき、他人の言葉とか態度とか、ガラスの破片みたいに刺さっちゃうんだよね。でも落ち着いて考えたら、渚がそんなつもりで言ったんじゃないって絶対わかるもん」と明言。実子でありながら、目の前では「年長」の渚をつい、呼び捨てしてしまった。
「『渚が』だって、ごめん。『渚さん』がね」と訂正する純子に、すかさず「渚、でいいよ」と伝えた渚。「引っ込みつかないだけで謝りたいと思ってるよ」と言う母親に、思わず涙しそうになった渚は、ナポリタンを食べ、「おいしい!」と言うのだった。
マスター(袴田吉彦さん)に「ナポリタン、全然ちがう。何か変えた?」と話していると、純子は「渚さん、渚さん。ついてる、ケチャップ」と言って、渚を席に座らせる。「渚のはいから人魚~」と口ずさみながら、渚の口元をきれいに拭いてあげた。
幼少期の渚と純子のやりとりが重なる演出で、SNSでは「渚と純子のシーンあんなん泣くやろ」「あーもう号泣やん。純子が渚を呼び捨てにしたあたりから……よかったなぁ、渚……」「純子が、渚の口元についたケチャップを拭いてあげるシーン、泣くわ」「最終回の渚と純子の喫茶店のシーン、最高でしたね」と盛り上がりを見せていた。
ドラマは、スパルタ指導で子供に接する中学体育教師で、野球部顧問の市郎が、1986年から2024年へタイムスリップ。法令順守に縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく。
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