海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の西島秀俊さん主演の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート〜」が、1月14日からTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で始まる。同局ドラマ「凪のお暇」(2019年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナル脚本。西島さん演じる不器用な父と、芦田愛菜さん演じる素直になれない娘の親子の愛の物語だ。
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ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者(マエストロ)の夏目俊平(西島さん)と、俊平を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田さん)が地方オーケストラを通して、親子の絆と人生を再生させていく姿を描く。アパッシオナートはイタリア語で「熱情的に」を意味する音楽の発想記号。
響の母・夏目志帆役で石田ゆり子さん、トランペット奏者・森大輝役で宮沢氷魚さん、フルート奏者・倉科瑠李役で新木優子さん、ティンパニ奏者・内村菜々役で久間田琳加さんも出演する。
第1話は……2018年、指揮者・夏目俊平は、音楽の都ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせた。だが、俊平はその時知る由もなかった。娘・響に最悪なことが起きていたことを。
5年後の2023年秋。俊平は指揮者を辞めて、一人でウィーンの街にいた。家族は彼の元を去っていった。
俊平の元に、日本にいる志帆(石田さん)から5年ぶりに連絡が。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子供たちの面倒を見てほしいと言う。20年ぶりに帰国するも、響は俊平と目を合わせようともしない。
翌朝、夏目家にやって来たのは晴見市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二さん)。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼みにきたのだ。実は、志帆が裏でそれを古谷に約束していて……。
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