神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「らんまん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第109回が、8月31日に放送され、みえ（宮澤エマさん）と夫の太輔（遠山俊也さん）が、寿恵子（浜辺美波さん）に商売をするよう勧める姿が描かれた。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　みえが「今、ちょっと動きそうな土地があるんですってよ。すんごい田舎なんだけど、あんた渋谷って分かる？」と寿恵子に尋ねるが、寿恵子は「知らないです」と答える。

　みえは「田んぼと畑しかないんだけど、そこに弘法湯（こうぼうのゆ）っていう大きなお湯屋さんがあってね」と説明すると、太輔が「そこに今度、陸軍の練兵場を持ってこようって話が出てきた」と補足する。

　そして、岩崎弥之助（皆川猿時さん）の知人が120円で渋谷の空き家を譲ってくれるという話を持ち出し、太輔は「どうせなら、それお寿恵ちゃんが買ったらどうかね？」と勧めた。

　寿恵子は「うち荷物多くて……」と断るが、みえは「違うわよ！　あんた商売やんなさいよ。うちはこれでも新橋の顔だし、表立ってよその土地に手ぇ出せないけど。あんたならちょうどいいのよ。旦那の夢、あんたがかなえてやるんでしょ？　あんたも一緒に駆け上がってみなさいよ」と伝えた。

　SNSでは「『渋谷って分かる？』ってなかなかのパワーワード」「渋谷が田んぼと畑しかない田舎だったのか」「明治の頃は渋谷が田舎とか、今の感覚だと衝撃」「後々すごい財産になるぞ！」「渋谷の土地と建物持ってたら、将来めっちゃいい！！」といった声が上がった。