海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の若村麻由美さんが主演を務める連続ドラマ「この素晴らしき世界」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第3話が8月3日に放送された。沢村一樹さん演じる夏雄の言動が、「怪しすぎる」と視聴者の間で話題になった。
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ドラマは、スーパーマーケットでパート勤めをする平凡な主婦が、スキャンダルがきっかけで国外逃亡した大女優になりすますことを依頼され、二重生活を強いられるコメディー。平凡な主婦の浜岡妙子と、妙子が身代わりを頼まれる大物女優の若菜絹代を、若村さんが一人二役で演じる。
第3話では、若菜の夫・夏雄の不審な言動の数々が描かれた。事務所の社長・莉湖(木村佳乃さん)とランチに行った妙子は、「夏雄さんには気を付けて。思ってるより複雑な人だから」と忠告を受ける。
そんな折、若菜になりすまして臨んだ情報番組の収録を終えた妙子のもとに、夏雄から「今、電話できますか?」とメッセージが届く。妙子が夏雄に電話をかけると、「来週の火曜日のお昼、お時間をもらえないでしょうか?」「若菜と僕がすごい世話になっている人から個人的にランチに誘われてしまって」と告げられる。
約束当日、夏雄の家を訪ねた妙子は、若菜のドレスを身につけ、夏雄に手伝ってもらいながらメークして若菜になりすます。若菜のデビュー映画の監督で芸能界の超大物・國東(堺正章さん)と3人で食事をするのだという。
心配になった妙子が「バレないですか?」と尋ねると、夏雄は怖い顔になり「バレたら大変なことになる。殺されるかも」と口にした。妙子は「またまた」と冗談めかして笑うが、夏雄は無表情で無言のままだった。夏雄は「冗談だよ」と言いながら、國東への対応は「『はい』と『ありがとう』で十分」と妙子に伝えた。
夏雄に言われた通り、「はい」と「ありがとうございます」だけで國東とのランチを乗り切った妙子。夏雄のマンションに戻り、着替えをしていると、薄赤いシミがついた布がかけられた二つのクーラーボックスを目撃する。
終盤で、車のヘッドライトだけが照らす暗い森の中、夏雄が謎の人物と2人でスコップで穴を掘る姿が映し出された。険しい表情の夏雄の横には、そのクーラーボックスが置かれていた。
SNSでは「一体何を埋めてるんです……?」「どうしよう、もう夏雄さんの全てがうさん臭く思えてしまう」「謎のクーラーボックス、夏雄さん怖い秘密がありそうな」「一気にやべーやつ感出てきたんだが」「悪魔みたいなのは実は夏雄さんの方だったらどうしよう」「ヤバい。夏雄さんますますミステリアス!」といった声が続々と上がった。
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