らんまん:「らんまんじゃ」一つの時代の終わり告げるタキの“旅立ち” 前半戦“最終回”に感動の嵐!

NHK連続テレビ小説「らんまん」第65回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第65回の一場面 (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第65回が6月30日に放送され、松坂慶子さん演じるタキの“最期”が描かれた。

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 第65回では、万太郎(神木さん)と寿恵子(浜辺美波さん)の祝言が執り行われ、その席で万太郎は槙野家の一切を綾(佐久間由衣さん)と竹雄(志尊淳さん)に譲ると伝える。納得のいかない分家の人間たちに、タキは「時は変わった。この先は、本家・分家と上下の別なく、互いに手を取りおうて、商いに励んでほしい」と託す。

 さらに「わしの孫に産まれてきてくれて、ありがとう。この先もずっと、わしの望みじゃ」と万太郎に思いを伝えるタキ。祝言後、万太郎や寿恵子たちと、病気を患った仙石屋のヤマザクラの様子を見に行く。

 万太郎はヤマザクラの病気を治すことはできなかったものの、病の出ていない若い枝を切って、接ぎ木することで、未来へと命をつなぐことに。

 その万太郎の行為にタキは驚きつつも、「大きゅう育つとえいのう。楽しみじゃのう。いつかこの桜が咲き誇るがか……」とうれしそうな表情を見せると、満開の桜の木の下で、幸せそうに笑い合う未来の“家族”の姿を思い浮かべ、「うん。らんまんじゃ」と目を細めた。

 その後、ナレーションで「そして、タキはこの世を去りました。江戸から明治へ、峰屋の大黒柱であったタキの旅立ちは、一つの時代の終わりを告げるものでした」と語られ……と展開した。

 ドラマスタートからこの日でちょうど3カ月と“折り返し地点”を迎え、物語も一区切りとなった。

 この日は、いわば前半戦の“最終回”で、その見事な着地にSNSでは「ありがとうありがとう。ただただ感動した。本当に優しいドラマ」「桜の生涯と、万太郎やタキさん達の生き様がリンクして震えるほど感動した」「あからさま感動回でちゃんと泣いてしまった。しかも号泣」「今日のらんまん、この上ないほどの感動回だったから、『あれ?今日最終回?』って思うほどだった。本当の最終回までどうなるのか本当に楽しみ」といった感想が次々と書き込まれた。

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