どうする家康:浜野謙太、夢だった戦国大河で織田信雄役 自分に近い“激弱くん”「結構愛せてる実感あります」

大河ドラマ「どうする家康」で織田信雄を演じえる浜野謙太さん=NHK提供
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大河ドラマ「どうする家康」で織田信雄を演じえる浜野謙太さん=NHK提供

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に、ミュージシャンで俳優の浜野謙太さんが出演することが6月16日、明らかになった。織田信長(岡田准一さん)の次男・織田信雄を演じる。

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 織田信雄は父・信長とは似ても似つかない小心者。秀吉(ムロツヨシさん)のあやつり人形として利用され、捨てられると家康(松本さん)の元へ駆け込み、小牧長久手の戦いのきっかけを生む。父と異なる抜群の生存本能で、乱世を生き残る。キャッチコピーは「長いものに巻かれ続ける、父と真逆の人生」。

 浜野さんは「西郷(せご)どん」(2018年)、「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019年)」に続き、3回目の大河ドラマ出演。「戦国大河は本当の夢だったので、どんな名将をやらせてもらえるのかとドキドキが止まらなかったんですが、信雄の伝記などを読んで愕然としました」と明かす。

 「利用されて捨てられた激弱の武将……。ただ追っていくと彼に共感することばかりでした」といい、「芝居は、なれない人になる醍醐味(だいごみ)があると思うんですが、ある意味、信雄は自分に近いかもです。自分に近い激弱くん。あの乱世においてとても人間感があるというか。そんな信雄を今は結構愛せてる実感があります」と語っている。

 「どうする家康」は、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。

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