らんまん:寿恵子の“お父っつぁん”は何者? 母娘の会話から浮かび上がる人物像 視聴者の関心を引く

NHK連続テレビ小説「らんまん」第36回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第36回の一場面 (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第36回が5月22日に放送され、寿恵子(浜辺美波さん)の父の話が、視聴者の関心を引いた。

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 同回では、万太郎(神木さん)からボタンの植物画をもらった寿恵子が、万太郎の「やりたいことはやるべき」との言葉に背中を押され、まつ(牧瀬里穂さん)に「鹿鳴館へ行ってみたい」と打ち明けるシーンが登場した。

 まつは以前のように反対し、「お父っつぁんはあんたに、地に足の着いたまっとうな幸せをお望みだったよ。あんたは妾(めかけ)の子でも、れっきとした彦根のお武家の娘なんだ。お父っつぁんが生きていたら、鹿鳴館なんて許すはずがない」と寿恵子を諭そうとする。

 しかし、寿恵子は「お父っつぁんの心、決めつけないでよ。お父っつぁんが私にくれた本、全部冒険の話だよ。狭い村を飛び出して、見たことない世界に旅立つ。お父っつぁんが生きてらしたら、私、ちゃんとお願いしたよ。鹿鳴館、見たことない世界だもの。きっと面白い。くだらない憧れで、何が悪いの? 行ってみたって…」とまつの言葉に反論するが、まつは「いい加減にしなさい! 鹿鳴館は許しません!」と声を荒らげる。

 続けてまつは、どこか悲し気に「お寿恵……、お父っつぁんがどうしてお亡くなりになったか、忘れたの?」と問いかけ……と展開した。

 SNSでは「彦根藩のおとっつぁんの死因が気になるけれど」「寿恵子さんのおとっつぁんは彦根藩・井伊家の家臣?」「寿恵子のおとっつぁんはどんな亡くなり方したんだろうね。桜田門外で襲われたとか?」「お父っつぁんが亡くなったことと鹿鳴館が何か関係してるの?」「母娘のやり取りから見えてくる、登場しない『お父っつぁん』像」などと、視聴者の気になる様子だった。

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