俳優の藤木直人さんが、唐沢寿明さん主演のWOWOW連続ドラマ「連続ドラマW フィクサー」のシーズン1にゲスト出演することが12月6日、分かった。藤木さんは、首相首席秘書官・中埜弘輝を演じる。
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本作は、世の中を裏で操る「フィクサー」を題材に、金と権力に群がる人々の姿を描く。3シーズンにわたる大型シリーズで、脚本は「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジテレビ系)などで知られる井上由美子さんが担当する。
シーズン1は全5話。首相を乗せた車が崖から転落した事故をきっかけに、新薬の認可をめぐる密約スキャンダルが浮上する。そんな中、事故の対応に追われる秘書官・中埜の前に、謎のフィクサー・設楽拳一(唐沢さん)が現れる。拳一は過去に首相の不祥事をもみ消した人物。事故直前にも首相と電話で話をしていた。意識が戻らない首相は辞任に追い込まれ、総裁選がスタート。拳一は「キングメーカー」として与党総裁候補たちを手玉に取り、権力を掌中に収めていくが……というストーリー。
藤木さんは唐沢さんとの共演について「4度目の共演ですが、いつも唐沢さんとご一緒できるのはご褒美だと思っています。今回も先輩について行き、いろいろ学びたいと思っています」とコメント。演じる中埜について「今回演じるのは秘書官で、政治を隅っこから見ていたんですが、もっと深い政治の闇にのみ込まれ、翻弄(ほんろう)されていきます。視聴者の皆さんも、僕の演じる中埜と一緒にストーリーに翻弄されてほしいです」とアピールした。
シーズン1の追加キャストも発表された。事故に遭い意識不明となる首相・殿村茂役を永島敏行さん、殿村の運転手の娘・沼田由里役を吉川愛さん、内閣官房長官・大泉勇作役を陣内孝則さん、政調会長・新田さゆり役を富田靖子さん、副外相・村川穂積役を駿河太郎さん、新薬の認可問題で注目されるサクタ薬品社長・佐久田直紀役を酒向芳さん、伝説のフィクサー・本郷吾一役を西田敏行さんがそれぞれ演じる。
シーズン1は、2023年4月にWOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信。
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