ガイアの夜明け:若者と高齢者「スナック菓子離れ」 悩める「湖池屋」の戦略とは

10月7日放送「ガイアの夜明け」に登場するポテトチップス「未完成 海老と牡蠣のオリーブオイル仕立て」 (C)テレビ東京
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10月7日放送「ガイアの夜明け」に登場するポテトチップス「未完成 海老と牡蠣のオリーブオイル仕立て」 (C)テレビ東京

 テレビ東京系の経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(金曜午後10時)。10月7日の放送は、菓子メーカー「湖池屋」を取り上げる。

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 20、30代と60代以上による「スナック菓子離れ」に悩む湖池屋。佐藤章社長直轄のプロジェクトがスタートし、若手社員たちのアイデアが次々と商品化されている。佐藤社長は「年齢や経験は関係ない。熱量の高い人こそヒット商品を生み出す」と語る。

 入社8年目の野村紗希さんは、大人の女性をターゲットにした「ビストロポテト」を考案。一口サイズのじゃがいもスナック入りの三つの小瓶を、高級感あふれる箱に収めた。今年春にインターネット上の通販サイトのみで発売したところ、1980円という強気の価格設定ながら、わずか1週間で完売した。

 入社7年目の井上裕香さんは、日本酒とポテトチップスの意外な組み合わせに挑戦。その第1弾として、新潟県長岡市の酒蔵「越銘醸」とコラボした「未完成 海老(エビ)と牡蠣(カキ)のオリーブオイル仕立て」を昨年秋に発売。日本酒と合わせることで、初めて味が完成することから「未完成」と名付けられた。

 第2弾として、高知県の銘酒「酔鯨」とのコラボ商品の開発が11月の発売に向け進行中。カツオのたたき、タイの煮付けなど地元の味が候補に挙がっているという。

 「世界卓球2022」中継のため時間変更、休止の可能性がある。

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