波うららかに、めおと日和
第1話 昭和11年を舞台にピュアな二人の新婚ラブコメ
4月24日(木)放送分
連続ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(TBS系、金曜午後10時)の第2話が、4月25日に放送される。主演の間宮祥太朗さんは主人公の新米弁護士・宇崎凌を演じている。第1話の放送後、視聴者からは「間宮くんが熱くてめちゃめちゃ良かった」といった声も上がった。第1話を終えた手応えや、共演者の印象について、間宮さんに聞いた。
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ドラマは、正義感あふれるが、訴訟をたきつけて大金を稼ぐ新米弁護士を描くエンターテインメント。映画「正体」などの藤井道人監督、「帰ってきた あぶない刑事」の原廣利監督、「イクサガミ」の山口健人監督らを擁するコンテンツスタジオ「BABEL LABEL」がTBSと初タッグで制作している。
第1話というのは、「どういうドラマなんだろう、次も見てみようかな」となる最初の引っかかりだと思うんです。それは見ている方にとっても、制作側にとっても。そういう意味で「このドラマはこういう作品ですよ」と提示する1話として、すごく簡潔かつインパクトのある自己紹介ができたのではないかなという気がします。
バスの爆破シーンですね。僕がクランクインする前に撮影されていたので、監督に見せていただいたんです。実際にバスを横転させて、燃え上がらせているところに、この作品の本気度を感じました。きっとその描写が1話のフックになるだろうなと思いましたし、僕ら出演者や制作陣のモチベーションを上げる、いわば、この作品でいうところの“焚(た)きつけられた”感じがして印象に残っています。
法廷での尋問のシーンはみんなそれぞれ苦戦しながら挑んでいます。僕は、長ぜりふを覚えることはそこまで大変ではないのですが、撮影を重ねて何度も同じせりふを話していると「このせりふ、合っている?」というゲシュタルト崩壊を起こしてしまって(笑)。せりふが突然出てこなくなったりしてしまうんです。専門用語についても話ごとに案件が異なるので、事故の場合、権利関係の場合といった、それぞれの専門用語が出てくるので大変だったりしますね。
クランクイン前に一度だけアクション練習をしました。実際の撮影では、練習の時にはやらなかった動きもリハーサルをして取り入れながら、その都度アクション部と監督と作っていきましたね。
3話で長回しのアクションシーンに挑んだのですが、それは少し苦労しました。撮影現場が寒かったこともあり、テイクを重ねていくとだんだん体が重たくなってきて、思うようにスピードが出せなかったり高さも出なくて……。1テイク目でオーケーは出ていたのですが、さらに良いものを目指して行った3テイク目の前に、監督から「もうオーケーは撮れているので、これで最後にしましょう!」と。そのテイクで成功することができましたが、振り返ってみると大変な撮影でしたね。
優しいですよね。依頼人にすごく共感したり、当事者以上に憤慨したり、その根底にあるのは優しさなんだなと。クランクインした時、宇崎はもっと尖ったキャラクターになっていくのかなと思いましたが、演じていく中でその優しさを一番に感じます。
1人選ぶのであれば、僕自身は宇崎には弁護されたくないかもしれないですね(笑)。事務的なお付き合いをしたいのに私情を挟んできたりするので、ちょっと勘弁してくれって思ってしまうかも(笑)。
衣装に関して「すごくなじむし、かっこいいな」と思いました。テレビドラマのキャラクターの衣装って、もっとかっこよくてもいいんじゃないかなと考えることもあります。もちろんリアリティーだったり、「こういう人いるよね」という共感も大切ですが、フィクションとしての色気やかっこよさもあっていいと思うんです。
分かりやすい色気じゃなくて、例えば、サラリーマンがくたびれたシワシワのスーツで歩いているだけでも、画(え)としての色気が出るじゃないですか。それが衣装や映像の力だと思うんです。そういう魅力がもっとあってもいいなと本作に出演して改めて感じました。
正直、宇崎の懐事情的にすべてにリアリティーがあるかといわれると違う部分もあるかもしれません。でも、それはそれとして、そのジャケットを着た宇崎に魅力があるなら、それを優先してもいいと思うんです。そういう意味で、この作品の登場人物たちにはかっこよさがあるなと思います。もちろん作品やシチュエーションによっては、ファストファッションが合っていることもあると思いますし、それがキャラクターの陰影を描く場合もあるのでケースバイケースですが。
ピース法律事務所のメンバーが法廷へ向かう横並び場面の宇崎のスーツとリュックについて相談しました。新人感がすごく出ていてよかったのですが、物語が後半になっていくにつれて、その新人感はなくなっていっても良いのではないかなと。「途中でバッグとスーツを変えても良いと思うのですが、どうですか?」と相談しました。衣装全体について「こうしたい」と細かくお願いしたことはないですね。
仲村トオルさんは、声ですね。もちろんかっこいい声なのですが、それ以上に声に包容力や圧力といったさまざまなものがにじんでいるようで、その響き方がすごいなと思いました。例えば被告を問い詰めるシーンでの圧や、宇崎に対して怒鳴るような場面でも、声の中に冷たさがなく、温かみがあるんです。そのトオルさんの声はちょっとした冗談を言っても、オシャレに聞こえてきます。
萌歌は、現場でのたたずまいが伊野尾っぽく感じます。本人が「最近ちょっとギャルマインドでやっています」とか「人見知りをやめました」と話していたりするのですが、以前共演した時より、明らかにコミュニケーションをたくさん取るようになっていて。それが本人の変化なのか、役作りの一環なのかは僕には分からないのですが、「伊野尾に引っ張られているんです」とたまに言っていて。それがどこまで本気なのかは分からないけど、少なくとも彼女がこの作品の現場を明るくしてくれているのは間違いないですね。
凌輝は勢いがあるけれど、バランス感覚もあるんですよね。きっと頭で考えているというより、無意識でこの座組のバランスを感じ取って、自分の立ち回りを自然に調整しているんだと思います。
もし萌歌みたいな陽の存在がいなかったら、凌輝が盛り上げ役になっていたかもしれないなと。そういう感覚って芝居にも通じていて、シーンの中での自分の位置やバランスをちゃんと嗅ぎ取っている、感覚派のバランサーという感じがしますね。
そうなんです。第3話のゲストの方は、普段は関西弁を話される方なのですが、ご自身で標準語でお芝居をすると決めたそうで、撮影ではすごく苦労されていました。「ガサツな性格を演じるのってどうしたらええのやろうか」と、僕にも質問しながら真摯にお芝居と向き合っていて。今回、“普段の自分っぽい役”以外を求められるのが初めてだったそうで、「すごくいい経験でした」とも仰っていました。
第4話のゲストはとても熱い方で、一緒にお芝居をしていても、本当に心を込めて演じていることが伝わってきました。でも、お芝居に熱が入りすぎて、台本にないのに段取りから大泣きしたり、そこで泣きすぎて目が赤くなったりしていて(笑)。ちょっといじりたくなるようなところがある方ですね。発表までぜひお楽しみに!
とにかくテンポ感が良い作品なので、きっと見終わったら、あっという間だなと体感すると思います。そして良い意味で“ながら見”ができなくなるほど、魅力のある映像に仕上がっていますので、この作品ならではのカメラワークや照明などの細部まで楽しみながら見ていただきたいです。
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2025年04月25日 23:00時点
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