新婚さんいらっしゃい!:名字が“結婚の壁”、挙式費用は800万円 両家に価値観の違い→渾⾝の社交ダンスで大盛り上がり

4月27日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ
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4月27日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。4月27日の放送では、両家の価値観の壁を社交ダンスで乗り越えた東京都大田区のカップルが登場する。

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 2人は華やかなダンス⾐装を⾝にまとって登場。まずは今年1⽉、ホテル椿⼭荘東京で行われた挙式のVTRが紹介される。費用は800万円という豪華挙式だ。次に番組スタッフが向かったのは横浜のダンススクール。華麗な社交ダンスを披露する夫は医療のコンサル業、妻はIT会社のシステムエンジニア。2人はダンススクールで出会い、すぐにペアを結成したという。

 2人が住むマンションの室内にも、練習着やドレスがズラリと並び、社交ダンス⼀⾊。1着50万円もするフルオーダーメイドのドレスが何着もある。結婚以来、社交ダンスに使ったお⾦は総額300万円に上るそうだ。

 とても仲睦まじい2人だが、結婚するには⼤きな壁があった。妻は、代々⻑男が継いできた本家の⼀⼈っ⼦。ペリー来航前から続く由緒ある名字をどうしても残したいと、⽗⽅の祖⺟から「長男と付き合っちゃダメ」「絶対に婿をとりなさい」と幼い頃からすり込まれてきた。夫からのプロポーズを受けたときも、妻の名字とすることで合意。夫は長男だったものの、⽗親は次男で家を継ぐ話もない。夫の両親も快諾すると思いきや、いざテレビ電話で伝えると、「そんな古い考え⽅にとらわれなくていい」と言われてしまった。

 「名字で結婚できないのはイヤ」と妻の⼼も折れかけたが、ある夜、寝ていると⾦縛りにあい、⾜下に亡くなったはずの祖⺟が現れ、⻤の形相でブチ切れていたのに恐れおののいた妻は、夫の実家へ。「夫を絶対に幸せにしますから」と説得し、「そこまで⾔うのなら」としぶしぶ認めてもらった。

 しかし、両家の価値観の違いは、結婚式でもあらわに。妻は本家なので、冠婚葬祭はしっかりやれという考え。総額800万円の挙式になると夫の両親に知らせると驚かれ、「考え⽅が違う」と⼤きな壁が⽣まれてしまう。2⼈の相性の良さを両親に知ってもらうため、会場の⼀⾓に特製のダンスフロアを設け、渾⾝(こんしん)の社交ダンスを披露。そのときの歓声わきたつ⼤盛り上がりの模様も届ける。

 夫の両親は感動で号泣していたようで、式後、妻の⽗親に最初は反対したことを謝罪。ようやく和解し、もやもやが晴れたという。今では妻は正⽉に義⽗と酒飲み対決をするくらいの間柄になった。ラストは夫の両親から夫婦に宛てた⼿紙を紹介すると、妻は「まじで聞いていない!」と驚き、夫は泣きじゃくる。

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