あんぱん:“登美子”松嶋菜々子VS“千代子”戸田菜穂 “地獄のお茶会”に視聴者戦慄「朝ドラヒロイン対決の迫力がすごい」「しんちゃんが気の毒」

連続テレビ小説「あんぱん」第15回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第15回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第15回が4月18日に放送され、登美子(松嶋菜々子さん)と千代子(戸田菜穂さん)のやりとりに視聴者の注目が集まった。

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 第15回では、再婚相手と離縁した登美子が8年ぶりに柳井家に帰ってくる。登美子は嵩(北村匠海さん)と女中のしん(瞳水ひまりさん)にお茶をたて、「何なされゆうがですか?」と戸惑う千代子に「ご覧のとおり、お茶をたてております」「心が静まりますよ。千代子さんもいかがですか?」と問いかけた。

 重苦しい空気に耐えられなくなった嵩は「僕はあの……宿題とかがあるので、伯母さんどうぞ」と言い残し、部屋を出ていった。登美子は千代子にお茶を差し出すと、「お作法どおりじゃなくても結構ですよ」と言い放った。すると千代子は「そればあ知っちょります」と返答し、作法通りにお茶を一口飲んだ。

 千代子が「いつまで……いらっしゃるがですか? 主人は優しいき、なんちゃあ言いませんけんど、一応聞いちょかんとと思いまして」と確認すると、登美子は「お茶、お花、お琴。ひととおりのことは身につけました。それでも女が1人で生きていくのは大変なんですよ」と話す。続けて「私は嵩のことが心配なんです」と言うと、千代子は「再婚先で……親心も学んでこられたようですね」と嫌味たっぷりに返した。登美子が笑みを浮かべ「おかげさまで。薄茶もいかがですか?」と問いかけると、千代子は引きつった笑顔で「結構です」と断り、2人に挟まれたしんは、居心地が悪そうにうつむいていた。

 1996年度前期の「ひまわり」と1993年度前期の「ええにょぼ」でそれぞれ朝ドラヒロインを務めた松嶋さんと戸田さんの“バチバチ演技”に、SNSでは「朝から戦慄(せんりつ)した」「朝ドラヒロイン対決の迫力がすごい」「地獄のお茶会」「しんちゃんが気の毒でならん」といった声が上がっていた。

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