豊臣兄弟!:乃木坂46井上和、元櫻坂46菅井友香が初の大河ドラマ 濱田龍臣は「龍馬伝」以来の出演 新キャスト5人発表

大河ドラマ「豊臣兄弟!」のロゴ=NHK提供
1 / 6
大河ドラマ「豊臣兄弟!」のロゴ=NHK提供

 仲野太賀さん主演で、2026年に放送されるNHK大河ドラマ豊臣兄弟!」の新キャストが、NHKドラマの公式X(旧ツイッター)で4月8日に発表され、アイドルグループ「乃木坂46」の井上和さんが茶々役、元「櫻坂46」の菅井友香さんがまつ役で大河ドラマに初出演することが明らかになった。

あなたにオススメ

 また、3月に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」に出演していた松本怜生さんが石田三成役で初の大河。濱田龍臣さんが斎藤龍興役で、坂本龍馬の幼少期に扮(ふん)した「龍馬伝」(2010年)以来、16年ぶりに大河ドラマに出演することも発表。藤堂高虎を演じる佳久創さんを含め、新キャストは5人で、若手オーディションで選抜された。

 高橋優香子プロデューサーは「戦国時代を舞台に、波瀾(はらん)万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ『豊臣兄弟!』。 本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。そうした世代のキャスティングを進めるにあたって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5人のキャストを発表します。藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を。可憐ながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

 「豊臣兄弟!」は、“天下人”豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、「半沢直樹」、連続テレビ小説「おちょやん」などで知られる八津弘幸さんが担当する。

 新キャスト5人の役柄は以下の通り。

 ◇藤堂高虎(佳久創さん)

 秀長の重臣の一人。巨漢で知られ、初めは近江の大名・浅井長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。やがて頭角を現し、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站へいたんをを任されるなど、知勇兼備の武将となる。築城名人としても知られる。「文武両道に秀でた、秀長の腹心」。

 ◇石田三成(松本怜生さん)

 秀吉に重用された、近江国生まれの大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。「豊臣政権を支えた秀吉の忠実なる家臣」。

 ◇斎藤龍興(濱田龍臣さん)

 美濃国の大名。父・義龍が急逝し、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興は徹底抗戦して信長を苦しめる。「信長に徹底抗戦した、美濃・斎藤道三の孫」。

 ◇茶々(井上和さん)

 浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下ひごかに入り、仇かたきである秀吉の側室となる。「数奇な運命に翻弄された浅井三姉妹の長女」。

 ◇まつ(菅井友香さん)

 加賀国(石川県南部)の大名・前田利家の正室。学問や武芸に長たをけ、夫・利家を支え、家を守るために 力した。豊臣兄弟やその家族と深くかかわり、やがて豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。「夫・前田利家とともに歩み、支え続けた賢妻」。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事