おむすび:“要蔵”内場勝則が退場 まるで吉本新喜劇? ボケ連発の別れに「泣きながら笑った」「内場さんの真骨頂」の声

連続テレビ小説「おむすび」第109回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第109回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第109回が3月6日に放送され、要蔵(内場勝則さん)と商店街の面々のやりとりに、視聴者の注目が集まった。

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 第109回では、さくら通り商店街で長い間テーラーを営んできた要蔵が、商店街の面々が集まっているヘアサロンヨネダにやって来る。要蔵は「わし、この街出て行くことにした」と告げ、「うちのカミさん、ずっと具合悪かったやろ。……で、息子らと相談して介護付きの老人ホームに2人で行くことにした」と説明した。

 「みんな寂しい顔せんと、笑顔で送ってや」と言う要蔵に、聖人(北村有起哉さん)と愛子(麻生久美子さん)は「ホンマに長い間お世話になりました」「どうかお体を大切にしてください」と声をかける。要蔵は「仕事してるより、ここにおる時間の方が長かった。ホンマありがとう」と伝えた。

 美佐江(キムラ緑子さん)には「地震の日、あんた男らのお尻たたいてくれてありがとうな。あの日乗り越えられたんは、あんたのおかげや」と感謝。続けて福田(岡嶋秀昭さん)に笑顔を向けて「福ちゃん」と呼びかけ、「あんた、特にないわ」とボケをかました。その場に居合わせた全員がズッコケると、要蔵はすぐさま「うそ、うそ! さくら通りのお笑いトリオ、楽しかった」とフォローし、結(橋本さん)たちには「これからは、キミたちの時代や。あと頼んだで」とエールを送った。

 最後に「ずっと言わなあかんと思てたんや」と真面目な顔で切り出した要蔵は、翔也(佐野勇斗さん)に「いつまで栃木弁使とんねん」とツッコミを入れた。一同が再びズッコケると、要蔵は「故郷のことを忘れへんことはええことや。ずっとそのままで頑張ってや!」と翔也に伝え、「バイバ~イ!」と陽気に手を振ってその場を立ち去った。

 SNSでは「新喜劇みたいな要蔵さんのやり取りがジワるw」「完全に新喜劇でもう泣きながら笑った」「長年新喜劇の座長を務めた内場さんの真骨頂やったなぁ」「中の人が吉本新喜劇の人ということもあって新喜劇らしい軽やかな退場の仕方でホロリ」といった声が上がっていた。

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