正直不動産:3度目の正直? シーズン2を経てついに映画化! 山下智久、8年ぶり日本映画 2026年公開(コメント全文)

映画化される「正直不動産」で主演する山下智久さん (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
1 / 7
映画化される「正直不動産」で主演する山下智久さん (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館

 俳優の山下智久さん主演のNHKの連続ドラマ「正直不動産」が映画化されることが2月17日、明らかになった。2022年に初のドラマ化、2024年にはスペシャルドラマを挟み、続編となる「シーズン2」を放送、今年2月にはスピンオフのスペシャルドラマを放送してきた「正直不動産」が“3度目の正直”でついに映画化。2026年に公開予定。山下さんが日本映画に出演するのは「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)以来8年ぶりとなる。

あなたにオススメ

 原作は、夏原武さんが原案、水野光博さんが脚本、大谷アキラさんが作画を手がけ、マンガ誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中の同名マンガ。コミックスは既刊20巻で累計発行部数360万部を突破した。

 ドラマは、口八丁で、売り上げナンバーワンを誇るやり手の営業マンだったが、ある日を境に、土地の祟(たた)りによって、“嘘が一切つけなくなってしまった”不動産営業マン永瀬財地(山下さん)と、後輩社員で“カスタマーファースト命”の月下咲良(福原遥さん)の2人が、正直さと誠実さを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する姿を描いた。シーズン2では、永瀬のかつての師匠で、成績ナンバーワンのためならどんな手段もいとわない最強不動産営業マン・神木涼真(ディーン・フジオカさん)が、永瀬が勤める登坂不動産のライバル、ミネルヴァ不動産に入社し、牙をむいた。

 映画化にあたって、脚本はドラマから引き続き、「監察医 朝顔」や「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」や放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」の根本ノンジさんが担当する。映画は既にクラインクインし、3月まで撮影予定。4月には40歳になる主演の山下さんが、芸能生活30周年の節目となる来年2026年に公開が決定した。

 キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。

 ◇山下智久さんのコメント

 皆さんの応援のおかげで、「正直不動産」の映画化が実現し、とてもうれしく思います。シーズン1、そしてシーズン2を経て、さらに成長した、個性豊かなキャラクターたち、そして不動産を通してお客さんたちと織りなす、愛と友情と、そしてクスッと笑えるちょっとしたファンタジーです。

 いつもの仲間と(キャストスタッフ)また一緒に現場で同じ時間を共有できる事が楽しみです。いつもの自分たちの空気感を大切にしながら、新たな挑戦をしていきます!

 そして今回は演技とは別の事、とあることにも関わらせてもらったので楽しみにしていてください。

 劇場版でさらなるパワーアップを遂げ“正直”旋風を巻き起こせるように原作の持つ深いメッセージやキャラクターの魅力をどのように表現するのか大切に話し合いながら撮影に励んでまいります。

 観客の皆さんにとっても、笑って泣けて学べる、そして新たな視点で不動産の世界を楽しんでいただけることを期待しています。映画館でお会いしましょう。

 ◇福原遥さんのコメント

 また月下としてあの世界に戻って来られると思うと、今から撮影が楽しみで仕方ありません!

 こうして映画化できたのは、いつも正直不動産を応援してくださっている皆様のおかげなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

 素晴らしいキャストの皆様、スタッフの皆様と力を合わせ、素敵な作品をお届けできるよう全力で挑んでまいりたいと思います! ぜひ楽しみに待っていてください!!

 ◇原作マンガ・大谷アキラさんのコメント

 「グルグル同じ場所を歩いていると感じても、実は螺旋階段を少しずつ上に登ってるってこともあるんじゃないですか?」漫画の中で桐山が言った言葉です。 2017年に連載開始し、ドラマ化のオファーを数多くいただくもなかなか決まらず、その数は数十社に。 「本当にドラマになるのか?」とグルグル回ってる状態でした。 そしてNHKさんでドラマ化が決まり、主演・山下智久さんという上昇気流でシーズン1、正月SPECIAL、シーズン2、ミネルヴァSPECIALとまるで“軌道エレベーター”並みに上昇を続け、ついに映画化という星まで来ました。

 キャストや脚本、製作陣、そして応援していだいた皆様、本当にありがとうございます! 上昇はまだまだ続いています。 グルグル回りながらなので目の回る毎日ですが、次の星もみんなで見に行きたいです。

 ◇原作原案・夏原武さんのコメント

 2シーズン、2本のスペシャルドラマ、そしてついに大スクリーンへ。

 「正直不動産」は本当に幸せな作品になりました。関わっている私にとっても、経験したことのない規模の展開に深く感謝しています。映画版はスケールも大きく、最高のスタッフ・魅惑的なキャストによる素敵な物語になっています。

 公開までをファンの皆様と一緒に愉しみに待ちたいと思います。早く来い来い2026公開日、です。

 ◇原作脚本・水野光博さんのコメント

 ある雑誌で「10000字インタビュー」という企画のインタビュアーを長年担当しています。

 山下智久さんに取材させてもらったのは、マンガ「正直不動産」の連載が始まった直後でした。

 誠実で正直な受け答えが主人公・永瀬財地の姿に重なり、「いつか『正直不動産』が映像化されたら……」という言葉が喉元まで出かけ、慌てて飲み込みました。その後、ドラマ化が決まり本当に山下さんに演じてもらえることを知った日の驚きを昨日のことのように覚えています。映画の脚本はいただいているのですが、目を通していません。

 「正直不動産」ファンの皆さん、sweetieの皆さんと一緒に、山下智久さん演じる永瀬財地がスクリーンに映し出される日を胸高鳴らせ、待とうと思います。

写真を見る全 7 枚

映画 最新記事