オモウマい店:長崎・魚市場内の「こだわり食道」 皿洗い、まかない料理にもこだわる 店主の母「ついていけない時がある」

2月25日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「あさりの特大みそ汁付 特盛海鮮丼」(2100円)=中京テレビ提供
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2月25日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「あさりの特大みそ汁付 特盛海鮮丼」(2100円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。2月25日の放送は、長崎市の魚市場内にある「こだわりの食堂」を紹介する。

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 午前6時から営業している店。午前は魚市場で働く人たちや漁師さんが、お昼には観光客などでにぎわう。その日に取れた新鮮な海鮮を堪能でき、例えばある日の「刺身定食」は、クジラ、アジ、ハマチ、サーモン、タイ、キビナゴ、ブリ、カツオの8ネタ21切れにアジフライが付き1250円。さらに麦みそベースのタイのあら汁付きでも1650円で食べられる。

 海鮮丼も、サバ、ハマチ、サーモン、ブリ、タイ、カツオ、キビナゴ、イカ、トビッコ、エビ、厚焼き卵などがのったものに、あさり汁がついた「あさりの特大みそ汁付 特盛海鮮丼」が2100円、アマダイ丸ごと1匹を揚げた「甘鯛の唐揚げ付き 海鮮丼」が1900円だ。

 創業時、社長でもある店主の母親いわく「魚市場の人たちの腹を満たすための食堂」だったこともあり、市場の人たち向けのメニューが充実。「鍋焼うどん」(750円)や「カツカレー」(730円)、「親子丼」(580円)といった体の温まる料理や肉系も充実している。「鯛のあら汁」(450円)は単品でも頼むことができる。

 長崎県出身で、入社1年目のスタッフが取材交渉に臨んだものの、当初は店主から色よい返事をもらうことができなかった。だが、3度の交渉を経て「納得して腑に落ちればできるのかも」と返事があった。すべてのことに「理屈がわからないと嫌」と語る店主は、料理だけでなく、皿洗いにもこだわりを持つ。わざわざ食洗機をやめて手洗いに戻し、予備に加えて3度洗いが基本。さらにしつこい汚れには重曹を使う。

 また、まかないの味にもこだわり、何度も味見をして納得するものに仕上げる。店主の母ですら「ついていけない時がある」と語るこだわりの強さは、以前、勤めていた職場とそこで出会った人たちの影響が大きいという。そんな店主のポリシーに迫る。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、タレントの井森美幸さん、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さん、「戦隊俳優」の工藤美桜さんが出演する。

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