クローズアップ現代:“日本のラーメン文化”をどう守る? 昨年の倒産店舗は過去最多 物価高騰、後継者不足の問題も

2月10日放送の「クローズアップ現代」より(C)NHK
1 / 7
2月10日放送の「クローズアップ現代」より(C)NHK

 NHKの報道番組「クローズアップ現代」(総合、月~水曜午後7時半)。2月10日の放送では、外国人観光客からも人気を集める日本のラーメンの未来に迫る。

あなたにオススメ

 日本のラーメン界は、光熱費・材料費の高騰に後継者不足、そして、安さのイメージが強いがために値上げが難しいとされる“1000円の壁”などの危機が訪れている。全国では経営難に陥る店が相次ぎ、2024年に倒産したラーメン店は過去最多となった。

 一方、ご当地ラーメンを貴重な観光資源として守っていこうという動きも活性化している。番組では、福島県喜多方市の“ラーメン課”、栃木県佐野市で開校した“ラーメン予備校”など、地元のラーメン文化を守ろうと奮闘する様子に密着する。

 ゲストはラーメンブームの火付け役の一人とも言われる林家木久扇さん。「戦後でお金がなくて飢えていた子どもの頃、ラーメンのスープだけを買ってうどんを入れて食べた、スープだけから始まった僕のラーメン人生。ラーメンは僕の中で大切な存在です。ラーメン文化がいつまでも続いてほしいと思います。ぜひ番組をご覧ください」とコメントした。

写真を見る全 7 枚

ビジネス 最新記事