新婚さんいらっしゃい!:前夫、前妻をがんでなくしたカップル 亡夫の親友と入籍踏み切った二つの理由

2月9日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ
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2月9日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。2月9日の放送は、前夫、前妻をともにがんでなくし、しかも、妻の前夫は現夫の親友だったという70代のシニアカップルが登場する。

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 VTRの紹介は、ホームコンサートの模様からスタート。音楽仲間ら友人22名が集合し、夫のギターと妻のオペラ、夫妻のフラメンコなども披露された。夫には子供3人と孫2人、妻には子供3人と孫9人がいる。孫たちがいつ家に来ても喜んでもらえるよう、お菓子や遊びグッズを常備しているのだという。

 お互いの前パートナーをがんで亡くしている。妻の前夫は、実は夫の親友だった。前夫との結婚式で、夫はお祝いにギター演奏を披露する仲だった。

 前夫が亡くなったのは、約20年前。その1週間前にも夫は見舞いに来ていたものの、前妻の看病のため、お通夜とお葬式には行けなかった。そのことを悔やみ続け、前夫が亡くなってから10年目に「お墓参りがしたい」と妻に連絡。そこで妻と再会した。

 その後、音楽の話で盛り上がって意気投合。毎日、夜中の2時3時まで電話をする関係となり、妻にとってキュンとする出来事があった。ある日「話がある」と妻の自宅を訪ねた夫は、前夫の遺影の前で「付き合わせてほしい」と告白する。理想の男性が現れたと思っていた妻も快諾し「夫も安心してくれるだろう」と交際をスタートさせた。

 相続の問題などもややこしそうだからと、入籍は控えていた。しかし約10年が経ち、結婚へと踏み出すきっかけが二つあったという。その内容とは。

 孫たちにも懐かれ、家族みんなに祝福されて結婚した2人。番組の終盤には、妻の娘と8歳の孫から、夫への感謝の手紙が披露された。「こんなうれしいことはない」と夫。「存在がありがたい」と妻は語る。最後は夫から亡き親友へ、新たな家族に向けた熱き決意表明がある。

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