ポツンと一軒家:過酷だった山暮らしも懐かしい思い出 徳島と大阪で2拠点生活を送る84歳&76歳夫婦 今も“現役”の黒電話に驚く捜索隊

1月26日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
1 / 3
1月26日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。1月26日の放送では、故郷の徳島県の山中にある一軒家と大阪の自宅の二拠点生活を続ける夫婦に密着する。

あなたにオススメ

 捜索隊の目的地は、徳島県北西部の山にある一軒家。空港から⾞で2時間半ほど⾛り、川沿いにある⼭の景⾊が美しい集落に到着する。捜索隊が住民に衛星写真を見せたところ、「かなりの悪路で、途中からは歩いて⾏かないと家まではたどり着けない」と言われる。山に入ると、コケが⽣え滑りやすい⼭道が続く。山肌にもコケがびっしり生え、緑色の壁のようだ。

 やがて、徒歩でしか先に進めない未舗装の細い坂道に出くわし、その先に⺟屋らしき⼀軒家が⾒えてきた。迎えてくれたのは、84歳と76歳の夫婦。かつては24⼾の家がある集落だったというが、現在は夫の⽣家であるここ1軒のみとなったという。

 ⼤阪で仕事に就き、妻と出会って結婚してからも⼤阪で暮らしていたが、この地で暮らす⺟の世話をするために62歳で仕事を辞め実家に戻った。その10年後に⺟を亡くした後、夏場は徳島で冬になると⼤阪の⾃宅で暮らす2拠点⽣活をしているという。

 幼少期には、雪道を素⾜に草鞋(わらじ)を履き、1時間の⼭道を通学したという過酷な⼭暮らしの思い出を語る夫は、「故郷ってやっぱりいいなあと思うんです。先祖が開拓して⽥んぼを作って……。その苦労を知っているからこそ家も⽥んぼも守りたいと思っているんです」としみじみと語る。

 予告映像では、夫婦が暮らす一軒家の黒電話に捜索隊が驚く様子や、家の周囲に雲海が垂れ込める景色が映し出されている。

 スタジオでVTRを⾒守っていたゲストの⽐嘉愛未さんは「本当にすてきなご夫婦」と思わず涙。岩⽥剛典さんも感銘を受けた様子だった。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事