あんぱん:次期朝ドラ 語りは林田理沙アナ「台本を読んで、何度も泣きました」

連続テレビ小説「あんぱん」の語りを担当する林田理沙アナウンサー (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」の語りを担当する林田理沙アナウンサー (C)NHK

 俳優の今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の語りを、同局の林田理沙アナウンサーが担当することが1月27日、明らかになった。林田アナは「まさか“朝ドラ”のナレーションを担当する日が来るとは夢にも思っておらず、驚きました」とコメントしている。

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 長崎県生まれ、神奈川県育ちの林田アナは、2014年NHK入局。長崎放送局、福岡放送局を経て、現在、東京のアナウンス室所属。これまでに「ブラタモリ」「NHKニュース7」「ニュースウオッチ9」のほか、「星野源のおんがくこうろん」「みんなのうた60スペシャル」、クラシック音楽番組をはじめとした音楽番組MCなどを担当。現在は土曜午後9時からのニュース番組「サタデーウオッチ9」のキャスターを務める。

 林田アナは「私自身子どものころから『アンパンマン』が大好きで、中高時代は合唱部でやなせたかしさんの詩に触れ、やさしさに励まされました」と振り返り、「今回台本を読んで、何度も泣きました。激動の時代を生き抜き翻弄されながらも、決して夢を失わなかったのぶと嵩。「正義とは何か」やなせさんのメッセージは、この2人だからこそ生まれたのだと思いますし、今の時代を生きる私たちにきっと教えてくれることがあると思います。視聴者の皆様と一緒にそっと見守るような気持ちで、半年間心を込めてお伝えします」とコメントしている。

 「あんぱん」は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが脚本を手掛け、まだ何者でもなかったやなせたかしさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。暢さんをモデルにした朝田のぶを今田さんが、やなせさんをモデルにした柳井嵩を北村匠海さんが演じる。3月31日にスタート、全26週(130回)。

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