朝ドラ:2026年度前期は「風、薫る」 主演は見上愛 もう一人の主演はオーディションで決定 明治時代の2人の看護師の物語

見上愛さん
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見上愛さん

 2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)のタイトルが「風、薫る」に決定し、主演を俳優の見上愛さんが務めることが1月24日、明らかになった。脚本は吉澤智子さん。同日、東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。

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 連続テレビ小説の第114作となる「風、薫る」は、明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。

 見上さんは、主人公の一人、一ノ瀬りんを演じ、もう一人の主人公・大家直美役はオーディションで決定する。ドラマ「幸運なひと」「Dr.DMAT」「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」などを手がけた吉澤さんが脚本を担当し、昨年の大河ドラマ「光る君へ」を担当した松園武大さんが制作統括を務める。

 実在の人物をモチーフとしているが、激動の時代を生きた2人のナースとその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。

 見上さんは2000年10月26日生まれ、東京都出身の24歳。2019年に俳優デビューし、2020年に「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)で連続ドラマに初めてレギュラー出演。2021年公開の映画「衝動」で倉悠貴さんとダブル主演し、映画初主演を務めた。昨年の大河ドラマ「光る君へ」では、キーパーソンの一人である藤原彰子を好演。1月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」に出演中で、2月放送のNHKのドラマ「正直不動産ミネルヴァSpecial」に出演する。

 朝ドラは現在、橋本環奈さん主演の「おむすび」が放送中。2025年度前期は今田美桜さん主演の「あんぱん」、2025年度後期は高石あかりさん主演の「ばけばけ」が放送される。

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