和泉元彌:「相棒」初出演 憧れの水谷豊との共演に喜び 「厳しい目でご覧ください」

1月29日放送「相棒 season23」第13話「レジリエンス」の一場面=テレビ朝日提供
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1月29日放送「相棒 season23」第13話「レジリエンス」の一場面=テレビ朝日提供

 狂言師の和泉元彌(いずみ・もとや)さんが、人気刑事ドラマ「相棒 season23」(テレビ朝日系、水曜午後9時)第13話「レジリエンス」(1月29日放送)にゲスト出演することが分かった。NHK大河ドラマ「北条時宗」(2001年)や「江~姫たちの戦国」(2011年)に出演し俳優としても活動してきた元彌さん。「相棒」には今回が初出演となる。

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 和泉さんが演じるのは、児童養護施設で働く元警察官の平井葉一。平井は、5年前の未解決事件で息子を殺害された被害者遺族・和田彩子(赤間麻里子さん)を支援しており、地道に情報提供を呼び掛け続ける彩子に寄り添い、支えていた。

 特命係の杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)は、薫の妻の美和子(鈴木砂羽さん)の紹介で、5年前の事件の捜査に乗り出す。しかし、直後に平井が犯人は自分だと自首。さらに、すでに3人をあやめていると自供する。彩子も特命係もがく然とするが、なぜこのタイミングの自首だったのか、特命係は訝(いぶか)しむ。

 元彌さんは「相棒」への出演について「心の底から喜びました。というのも、水谷豊さんは、僕が小学校低学年のときにドラマで拝見してから、大好きな俳優さんで、今も変わらず魅力的な水谷さんとご一緒できるのが、本当にうれしくて……。しかも、20年以上も人気と魅力を持ち続ける、歴史あるドラマですから!」とコメント。

 「水谷さんは現場に入られるとき、皆さんとグータッチを交わされるのですが、最初は自分の番のとき、ドキドキしました。そして、寺脇さんのお声がけで、現場では大変過ごしやすく、おいしい差し入れにも手を伸ばせましたし、貴重な写真も撮らせていただきました」と話した。

 演じる平井については「とても純粋で、かつ正義感の強い人物で、純粋が故にこんがらがって、とんでもないことになっています。そして、表に見える感情以外に、常に複数の考えや感情が流れている役でした」と紹介。

 役作りについて「(平井の)自分史年表を作り、いくつかの視点に分けて感情や発言を書き分けました。とにかく、台本が届いてからは、日に何度も何度も読みこんでいました。大好きな『週刊少年ジャンプ』を買うのを忘れるほどに。それぐらいやりがいのある役に出会えたことに感謝しつつ、魅力的な役をしっかりお茶の間にお届けできるように精いっぱい努めました」と話した。

 そして「水谷さんはじめキャストの皆さん、監督はじめスタッフの皆さんのおかげで、今まで見たことのない和泉元彌が、皆様から長年愛される『相棒』の世界にどのように存在できているのか、ぜひ! 厳しい目でご覧ください」と呼びかけた。

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