御上先生:“神崎”奥平大兼の存在感が話題 「すごみ感じた」「松坂桃李との演技合戦が見応え抜群」の声(ネタバレあり)

「御上先生」第1話の一場面(C)TBS
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「御上先生」第1話の一場面(C)TBS

 俳優の松坂桃李さん主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)の第1話が1月19日に放送された。3年2組の生徒で報道部の部長・神崎拓斗を演じる奥平大兼さんの存在感が、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「御上先生」は、日本の教育を変えようという思いを持つ文科省官僚の御上孝(松坂さん)が、私立高校「隣徳学院」への出向を命じられる。実質、左遷人事だったが、御上は自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく……という“大逆転教育再生ストーリー”。

 御上は、隣徳学院3年2組の教壇に立ち、生徒29人を前に授業が始まった。そんな中、「御上先生は犯罪者」などと書かれた校内新聞が配られ、騒然となる。記事の内容について「これは大体において事実だ」と生徒たちに伝えた御上は、「この記事を書いたのは神崎くん?」と質問。神崎は、「俺以外にそこまで調べ上げられるやつ、います?」と認めた。

 御上は、「君があんな記事を得意げに出すのは、(新聞記者の)親への対抗心なのか?」と神崎に問う。すると、神崎は「うちの父親は、そこ(記者クラブ)で一日中待ってるだけのぶら下がりの記者なんだよ。反抗する価値なんてない。俺はそうはならない。記者クラブなんてあんなばかげたもの、終わらせるべきなんだよ。ちゃんと取材して、独自の記事を書き続ける。最後に自分の名前を記すのにふさわしい記者になる。そうすることで日本の報道システムを変えていく」と思いを語った。

 ところが、御上は、神崎の書いた記事を「ゴシップ記事」呼ばわりし、「もし本当に闇を見る気があるなら、今日の放課後、ここで話そう」と告げるのだった。

 放課後。御上が教室に向かうと、そこには神崎の姿があった。御上は、神崎が記事にしたことで不倫がバレて隣徳学院を去った冴島(常盤貴子さん)の写真を神崎に見せる。冴島は夫に離縁され、現在はコンビニで働いていることを明かした御上は、「君がどうでもいいと切り捨てた人生が今もひっそり続いているという証拠写真だ」と話す。

 「だから何だよ」と挑むような目を見せる神崎に、御上は「今年の国家公務員総合職試験で、殺人事件が起こったのは知ってるよね? もしその事件と君の記事が関係あるとしたら?」と告げた。「は?」と困惑する神崎に、御上は「気づいちゃったんだよね。闇の中で。その事件と僕の不正とこの学校と文科省がつながっているかもしれないことに」と告げて……。

 SNSでは、「大兼君、息を呑む演技だった。凄みを感じた」「松坂桃李VS奥平大兼、凄かった」「初回は松坂桃李vs奥平大兼の演技合戦が見応え抜群だったなぁ」などのコメントが並んだ。

 奥平さんは、2023年放送の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)で3年D組の生徒・星崎透を演じ、存在感を示していた。SNSでは、「それにしても奥平くんは『最高の教師』のときといい、どこか影と知性のある問題生徒役が似合いすぎるな~!」「奥平くんは、最高の教師でもすごく印象的だったけど、今回も初回からものすごいものを見せてもらった!」「奥平大兼、神崎も星崎も全然違う役柄なのに毎回大人数の中でも圧倒的存在感出してくるのすごい」といった声が上がり、話題になった。

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