おむすび:“西条”藤原紀香の意外な前職に視聴者驚き 「人に歴史あり」「そんなドラマなかったっけ?」

連続テレビ小説「おむすび」藤原紀香さん演じる西条小百合(C)NHK
1 / 1
連続テレビ小説「おむすび」藤原紀香さん演じる西条小百合(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第75回が、1月17日に放送され、管理栄養士の西条小百合(藤原紀香さん)の意外な前職が判明し、視聴者の間で話題になった。

あなたにオススメ

 第75回では、育休中の結(橋本さん)は、職場復帰に向けて勤務先の星河電器の社員食堂を訪れる。そこには結の代わりに臨時で採用された新人の栄養士・水谷(真田理希さん)がおり、結は自身が復帰した後、水谷がどうなるのか心配した。

 ある日、娘の花の定期健診で病院を訪れた結は、入院中に世話になった西条と再会。西条は結のことを覚えており、結は水谷のことを西条に相談することに。西条は「私も産休取った時、同じことあったから、なんとなくやけど気持ち分かるわ」と結に寄り添った。

 結が西条に管理栄養士を目指したきっかけを尋ねると、「私、もともとバスガイドさんやってんで」と告白。しかし、西条が20代の頃に母親が胃がんを患い、介護をするために退職。食べられるものが限られていた母親のため、西条は介護しながら栄養について勉強を始めたという。

 ある時、母親が「よく行ったラーメン屋のラーメンが食べたい」と言い出したが、母親は固形物を食べてはいけなかった。西条はスープだけなら飲めるのではと考え、ラーメン屋のマスターから作り方を教えてもらい、スープを自作。母はおいしいと大喜びし、余命1カ月と言われていたが、それから半年も生きてくれたという。

 西条は「こういうこと、もっと多くの人にしてあげたいな思って。そんで一生懸命勉強して管理栄養士になった」と明かし、「この仕事は、あんまり目立てへんし、あんまり知られてへんけど、私は誇りに思てる」と胸を張った。

 SNSでは「人に歴史あり」「バスガイドから管理栄養士の西条先生。さまざまな第2第3の人生がある」「バスガイドが似合い過ぎ!」「さゆりちゃんが良い発声だったの、バスガイド由来だったのか。ただの明るいキャラ的な面白みだと思ってたのに……細かい!」といったコメントが寄せられていた。

 また、藤原さんは2015年にNHK BSで放送された主演ドラマ「ある日、アヒルバス」でバスガイド役を演じたことがあり、「NHK内のセルフオマージュになってるのね」「紀香さんがバスガイド、なんかそんなドラマなかったっけ?」といった声も上がっていた。

テレビ 最新記事