ユア・フォルマ:テレビアニメで花澤香菜、小野賢章がバディーに テレ朝新アニメ枠「IMAnimation W」2025年4月スタート

「ユア・フォルマ」のティザービジュアル(C)2025 菊石まれほ/KADOKAWA/ユア・フォルマ製作委員会
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「ユア・フォルマ」のティザービジュアル(C)2025 菊石まれほ/KADOKAWA/ユア・フォルマ製作委員会

 電撃文庫(KADOKAWA)の菊石まれほさん作、野崎つばたさんイラストのライトノベルが原作のテレビアニメ「ユア・フォルマ」が、2025年4月から放送されることが分かった。2025年4月に新設されるテレビ朝日の全国ネットのアニメ枠「IMAnimation W」の第1弾として、毎週水曜午後11時45分に放送される。2021年に公開された書籍の発売記念PVからエチカ・ヒエダ役の花澤香菜さん、ハロルド・W・ルークラフト役の小野賢章さんが続投することも発表された。アニメは原作2巻のストーリーから描かれる。

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 同作は、第27回電撃小説大賞の大賞受賞作。人々の記憶が脳内に埋め込まれた情報端末(ユア・フォルマ)に記録される世界を舞台に、世界最年少で特別捜査官・電索官になった天才少女エチカと、ヒト型ロボットのハロルドのバディーが犯罪に挑む姿を描いている。ライトノベルの最新7巻が2025年4月10日に発売される。

 アニメは、尾崎隆晴さんが監督を務め、筆安一幸さんがシリーズ構成・脚本、嘉手苅睦さんがキャラクターデザイン、加藤達也さんが音楽を担当する。ジェノスタジオが制作する。

 花澤さんは「以前小説のPVでエチカちゃんの声を担当して、まさかアニメも続投できると思っていなかったのでとてもうれしかったです。アフレコはもう終わっていますが、電索シーンやハロルドの美しさがどう描かれるのか、作品ファンの一人として放送を心待ちにしています!」とコメント。

 小野さんは「アミクスと呼ばれるヒューマノイドが、社会で生活するのが当たり前になった世界。僕が演じるハロルドは、人間よりも人間らしい言動をするアミクスです。壁を作りがちな主人公のエチカとのバディーで、少しずつ距離が縮まっていく2人の様子や、事件解決を楽しんでいただけたらと思います」と話している。

 原作者の菊石さんは「美しい作画と音楽、最高のお芝居で映像化していただき心から感謝しております。アニメは原作2巻から始まるので、小説の読者様にも改めて、エチカとハロルドの関係性の変化を色鮮やかな世界でお楽しみいただけるかと思います。ぜひご覧くださいませ」とコメントを寄せている。

 尾崎監督は「他人のココロを読めたらいいなと誰もが思うことありますよね。電索で事件を追いながら主人公エチカとハロルドもそんな思いをココロにお互いそして自身に向き合っていきます。人と機械はココロでつながりうるのか。今回のアニメ化はアミクスロボットであるハロルドの未知の思考の鍵を握るブラックボックスについてフォーカスするため原作2巻から描くことにしました。他にもユア・フォルマの電脳主観や事件追跡の電索シーンなど見どころいっぱいですので乞うご期待!」と話している。

 背中合わせのエチカとハロルドがコードでつながっている様子が描かれたティザービジュアル、エチカが人の“機憶”にダイブする電索のアクションシーンを収録したティザーPVも公開された。

「ユア・フォルマ」ティザーPV

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