ドラマ1週間:次期朝ドラ「おむすび」ヒロイン、橋本環奈「ギャルは心意気」 藤岡真威人が「ウイングマン」で主演

連続テレビ小説「おむすび」会見に登場した橋本環奈さん
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連続テレビ小説「おむすび」会見に登場した橋本環奈さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(9月7〜13日)は、橋本環奈さんがヒロインを務める次期連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」の初週完成会見の話題、藤岡真威人さんが桂正和さんの人気マンガを実写ドラマ化する「ウイングマン」で主演を務めることが話題になった。前後編で取り上げる。

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 女子プロレスブームを巻き起こしたダンプ松本さんの知られざる物語をゆりやんレトリィバァさんの主演で映像化したNetflixシリーズ「極悪女王」(9月19日から配信)で、試合シーンの場面カットが9月7日、公開された。ゆりやんさん演じるダンプ松本さんと唐田えりかさん演じる長与千種さんが対決するシーンで、ダンプ松本が長与千種にアルゼンチンバックブリーカーを決めているカット、長与千種がダンプ松本にサソリ固めを決めているカット、紋付きはかま姿の長与千種がダンプ松本との髪切りマッチに臨む入場シーンの計3カット。いずれも当時の実際の写真と並べて見ると、高い再現度となっている。

 今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」が、7日に高知県でクランクインした。ヒロインを演じる今田さんは「高知県は今の時期とても暑いと聞いていましたが、『こんなにも暑いのか』とびっくりしました(笑)」とコメント。その上で、「川沿いや海でも撮影を行いましたが、このような大自然のもとで、きっと暢さんとたかしさんは過ごしてきたんだと思いをはせました」と語った。ヒロインの夫役で、共にクランクインした北村匠海さんも「現地の方の『あんぱん』への応援も肌で感じましたので、しっかりと作品で返せるようにこれから約1年間の撮影頑張ります」と意気込みを語った。

 遠藤憲一さん主演で10月期に放送されるテレビ朝日系連続ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の新キャストが発表され、“あのちゃん”こと歌手でタレントのあのさん、人気グループ「なにわ男子」の大橋和也さん、俳優の山時聡真さんの出演が8日、明らかになった。あのさんは、テレビ朝日のドラマに初のレギュラー出演となり、議員の泰山(遠藤さん)の公設第一秘書で毒舌家の冴島優佳を演じる。あのさんは「演じる優佳は、頭も切れて自分に自信もあって意志も強い女性なので、しっかり滑舌良く、早口言葉も練習して撮影に臨みたいと思います!」とコメントした。

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第34回「目覚め」が8日に放送され、Eテレの人気テレビアニメ「おじゃる丸」の坂ノ上おじゃる丸役で知られる声優の西村ちなみさんが登場した。“物語を読む女房”筑前の命婦を演じた西村さんは「大河ドラマに出演する日がくるなんて私の人生びっくりです」ともコメント。「テレビで見ていた『光る君へ』の世界を彩る豪華なセットに夢見心地でした」と語った。「光る君へ」公式サイトでは、西村さんがおじゃる丸の声で「源氏物語」の「空蝉」を朗読する動画が公開された。

 神木隆之介さん主演の10月期のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)で、神木さんが一人二役を演じることが8日、明らかになった。神木さんは1950年代の長崎県・端島(軍艦島)に生きる主人公の鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央を演じる。神木さんがドラマで一人二役を演じるのは初めて。ホストの玲央は、夢も希望もやる気もなく、自分をすり減らしながら生きている青年。高度経済成長期の端島で生きる誠実で真っすぐな鉄平とは正反対の役どころだ。また、現代の東京に登場する謎の婦人、いづみ役で俳優の宮本信子さんが出演することも明らかになった。

 橋本環奈さんが9日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」の初週完成会見に出席。平成元年生まれで、高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士となるヒロインを演じる橋本さんは「今回、この作品でギャルというものと向き合ってみて、ギャルってこういう見た目だよねって(いうイメージは)もちろんあると思うんですけど、心意気だな(と感じた)」と明かした。橋本さんは自身の学生時代を振り返り、「周りはギャルとかファッションに興味のある子がすごく多くて、でも私はそこにあまり興味がなくて、(ギャルを)通ってこなかったんです」と告白した。

 「NEWS」の小山慶一郎さんが、10月2日スタートの中京テレビ・日本テレビ系「水曜プラチナイト」(水曜深夜0時29分~)枠の連続ドラマ「高杉さん家のおべんとう」で主演を務めることが10日、明らかになった。小山さんは連続ドラマ初主演となる。小山さんが演じるのは、独身・彼女なし、地理学研究で生計を立てるため絶賛奮闘中のハルこと高杉温巳。ハルは一生懸命だけど“全力空回り男”で、ある日突然、親を亡くした親戚である女子中学生の未成年後見人になる。女子中学生の久留里役は、スタジオジブリのアニメ「アーヤと魔女」(2020年)の主人公アーヤの声や、ドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系)など数多くの作品に出演している16歳の平澤宏々路さんが演じる。

 藤岡真威人さんが、桂正和さんの人気マンガを実写ドラマ化する「ウイングマン」で主演を務めることが10日、明らかになった。ドラマは、10月22日からテレビ東京の「ドラマチューズ!」(火曜深夜0時半)枠で放送予定。藤岡さんは昨年放送された同局のドラマ「クールドジ男子」で地上波連続ドラマ初主演を果たしたが、今作は地上波連ドラで単独初主演となる。また、異次元世界ポドリムスから三次元(地球)世界へやってきたヒロインの謎の少女、アオイを加藤小夏さんが演じる。原作は「電影少女」や「I”s」で知られる桂さんの連載デビュー作で、1983~85年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された同名マンガ。

 テレビ東京は10日、本社(東京都港区)で10月期の番組編成説明会を開催し、金曜深夜30分枠の「ドラマ24」で10月4日にスタートするテレビ東京開局60周年連続ドラマ「それぞれの孤独のグルメ」を特別に40分枠で放送することを発表した。「それぞれの孤独のグルメ」は、「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎を演じてきた松重豊さん自身が構想・企画発案したシリーズ初となるオムニバス形式の作品。五郎だけではなく、さまざまな職業の人のグルメ・独り飯にフォーカスして描く。10月4日から金曜深夜0時12分~同52分に放送する。

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