吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第33回「式部誕生」が、9月1日に放送され、まひろ(吉高さん)と公任(町田啓太さん)、斉信(金田哲さん)のやりとりが視聴者の間で話題となった。
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第33回では、道長(柄本佑さん)に頼まれ、まひろは彰子(見上愛さん)が暮らす藤壺に住み込みで働き始める。まひろは早速、物語の続きを書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆は進まないでいた。
そんなところにやってきたのは公任と斉信。ほかの女房たちは頼りにならないという斉信は「中宮様と同じような姫ばかりゆえ、中宮様の御ために働くという気持ちが薄い。中宮様にお伝え申せと言うても伝わらぬし、言ったことをやらぬ」とまひろに説明すると、公任は「要するに世間知らずなのだな」と付け足した。
さらに「世間知らずというか鈍いのだ」「見栄えはしても、鈍いのは困る」「全くだ」と愚痴が止まらなくなる公任と斉信だったが、そこでまひろは「私のような地味でつまらぬ女は、己の才を頼みにするしかございませぬ」と意味ありげに話すと、「左大臣様のお心にかなうよう精いっぱい励みます」とほほ笑んだ。
「地味でつまらぬ女」とは、第7回「おかしきことこそ」(2月18日放送)で、公任がまひろについて語った言葉。このとき斉信も「ああ、あれはないな」と公任に同調していた。
猫の小麻呂を探していて偶然、この会話を耳にしていたまひろ。この日の言動に対してSNSでは「覚えてたか!」「根に持ってるww」「まひろ、ロッカールームトークの意趣返し」などと反応。さらに視聴者は「あの日の仕返しキターー」「『地味でつまらぬ女』と自ら…まひろさん、自分で自分の敵討ちした! えらい」「まひろ、長年の仕返し、してやったぞ」と盛り上がっていた。
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