海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第91回が、8月5日に放送され、航一(岡田将生さん)の部下・入倉(岡部ひろきさん)の突然の涙の謝罪が視聴者の間で話題となった。
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第91回では、戦争にまつわる“裁かれることのなかった罪”に今も苦しむ航一(岡田将生さん)と、そんな航一に「寄り添って、一緒にもがきたい」と考える寅子(伊藤さん)。二人が喫茶ライトハウスの店内に戻ると、なぜか入倉が声を上げ泣き出してしまう。
入倉は「俺って、本当に人を見る目がない」と切り出すと、航一のことを「つまらなくて、退屈な人だとばかり」思っていたといい、「でも、ずっとそんなつらい気持ちを抱えておられたなんて…」と自分の誤りを認める。
さらに寅子のことも「小うるさいクソババアとしか思っていなかった」と告白。あまりにストレートな物言いに周りもどうしていいか分からなくなるが、寅子は冷静に「入倉さん、私も思っていたわ…、差別主義者のクソ小僧って」と言い放つと、「私も人を見る目がない。というよりも、心を閉ざして、見ようともしていなかったんだもの。反省するわ。ごめんなさい」と謝り、“おあいこ”とした。
ここで入倉は「いや、こちらこそ、申し訳ありませんでした」と改めて謝罪の言葉を口にすると、すまなそうな顔はしつつ、涼子(桜井ユキさん)に向かって、「すいません、ハヤシライス一つ」と注文。さらに櫛(くし)を取り出し、髪形を整えた。
SNSでは「小うるさいクソババアw」「小うるさいクソババアvs差別主義者のクソ小僧」「入倉さん正直すぎる。こういうの見ると好きになるw」などと視聴者は反応。「食べるんかいw」「ハンカチ取り出すのかと思ったら櫛だった」「おぉ~、泣き顔、めっちゃ岡部たかしさんにそっくり」といった声も上がった。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
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