ブラックペアン シーズン2:サイドストーリーで今野浩喜が地上波連ドラ初主演「盲点を突かれたような…」 “ポンコツ中年医局員”関川が主人公

「ブラックペアンと言いたくて…」で主演を務める今野浩喜さん(中央)ら出演者の顔ぶれ (C)TBS
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「ブラックペアンと言いたくて…」で主演を務める今野浩喜さん(中央)ら出演者の顔ぶれ (C)TBS

 俳優の今野浩喜さんが、二宮和也さんの主演で6年ぶりに7月期のTBS「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で復活する医療サスペンスドラマ「ブラックペアン シーズン2」(7月7日スタート)の完全オリジナルサイドストーリー「ブラックペアンと言いたくて…」で主演を務めることが6月26日、明らかになった。今野さんは地上波の連続ドラマに初主演となる。

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 今野さん演じる関川文則は、シーズン1から引き続き登場するが、6年後を描いているシーズン2でも万年ヒラ医局員のまま。「オペが下手! プライド高い!! 見栄すら張れない!!!」そんな“こじらせ三重奏”のポンコツ中年医局員の関川が、周囲に翻弄されつつも“自分の居場所”を探し求め、夢の名ぜりふ「ブラックペアンを……」と言えるのか……という哀愁の“心臓震(ハートフル)”ドラマとなる。

 本編に登場する医局メンバーも続々出演。関川の先輩、垣谷雄次(内村遥さん)や韓国人研修医のパク・ミンジェ(キム・ムジュンさん)をはじめ、関川の後輩の田口公平(森田甘路さん)、速水晃一(ヤマダユウスケさん)、北島達也(松川尚瑠輝さん)、看護師の宮元亜由美(水谷果穂さん)の出演が決まっている。

 本編とリンクするストーリーや、本編では決して登場しない医師たちの裏の顔が描かれ、本編の世界をより一層楽しめる内容となっている。

 今野さんは主演について、「先日、新聞の取材で今後の目標を聞かれたとき、『なんでもいいから連続ドラマの主演をやってみたい』と答えたんですが、その2週間後くらいに今作の主演のお話をいただきました。『“なんでもいい”とは言ったけど、そのパターンがあったか!』となんだか盲点を突かれたような気持ちですが、素直にとてもうれしく思います」とコメント。

 「台本を読んだとき、今までの『ブラックペアン』では見えてこなかった人間模様を初めて知ることができました。『関川と垣谷って実はこんな関係性だったんだ!』とか。特に(サイドストーリー)第2話の速水のキャラクターにはびっくりしました。第2話はぜひ速水に注目して見てください!」と呼びかけた。

 同作は7月11日から木曜深夜1時59分~2時9分にTBS系(一部地域を除く、・時間変更の場合あり)で放送、TVer、TBS FREE、U-NEXT Paraviコーナーでは「ブラックペアン シーズン2」の第1話放送終了直後から配信を開始する。

 本編の「ブラックペアン シーズン2」は、シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じた二宮さんだが、シーズン2では、心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者という天城雪彦を演じる。

 原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。シーズン1の原作「ブラックペアン1988」と合わせた“バブル3部作”は累計発行部数160万部を突破するヒットを記録している。

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