虎に翼:鷲尾真知子が本格登場 梅子さんに長男を育てさせなかった大庭家の“ラスボス”? 予告で「あなたが悪いんですよ」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で大庭常を演じる鷲尾真知子さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で大庭常を演じる鷲尾真知子さん (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。6月24日から始まる第13週「女房は掃きだめから拾え?」では、俳優の鷲尾真知子さんが大庭常役で本格登場する。

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 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

 鷲尾さん演じる大庭常は、弁護士一家としての大庭家の誇りを守ることを第一に考えている。梅子(平岩紙さん)の長男・徹太も自ら育てあげ、梅子には子育てをさせなかった。いつも威厳を保ち梅子や孫たちに厳しくあたることも。

 鷲尾さんは「いまの時代にもリンクしていて面白い!と思いながら拝見していた作品に出演できること、大変うれしいです。台本を読ませていただき、常さんが登場する昭和24(1949)年は、私の生まれた年でもあったのでご縁を感じました。物心ついたときに周りの大人たちに抱いていた感情、とくに祖母への想(おも)いを、この役をいただいて改めて思い出しました。あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性の匂いを表現できればいいなと思っております」とコメントしている。

 第13週では、人手不足のため「特例判事補」になった寅子(伊藤さん)は、仕事が増えて大忙し。多岐川(滝藤賢一さん)は家庭裁判所の存在を広く全国に知ってもらうため、「愛のコンサート」の開催を一方的に決定。その担当を寅子に指名したため、寅子はますます忙しくなる。

 そんな中、遺産相続の案件で家裁を訪れたのは、なんとあの梅子だった。担当弁護士として轟(戸塚純貴さん)とよね(土居志央梨さん)がつくことになり、相続問題に明るい兆しが見え始めるが……。

 予告では、常が梅子に「あなたが悪いんですよ」と冷淡に言い放つ姿も収められている。

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