海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
山下智久さんが主演を務める連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)。5月15日に放送される第4話のあらすじと場面写真が公開された。
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SDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者の晴原柑九朗(山下さん)の亡き婚約者で、SDMの考案者である気象研究所研究官の園部灯(本田翼さん)。5年前の関東南部豪雨で命を落としたが、その際の灯の避難指示により、多くの命が失われたという週刊誌の記事が出た。晴原たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、独自の防災活動を始める。
子供たちへの防災教育のため、SDMメンバーは半年前に台風の被災があった地域へ向かう。そこは、雲田彩(出口夏希さん)の地元で、彩の姉・真紀(石井杏奈さん)が市役所の市民生活課担当者として現れた。真紀は3年前、彩と共につむじ風によって被災し、その後は車椅子生活を送っていた。彩は自分だけ無事だったことで、姉と気まずい関係にあった。
子供たちの中には、半年前の台風で祖父を亡くした10歳の少女・迫田実花と幼なじみの根岸航平がいた。彩は、実花のために何かしてあげたいと、ボタンが取れ掛けていたぬいぐるみを直してあげる。しかし、その行動が原因で、実花は被災当時の状況がフラッシュバックし、過呼吸になってしまう。
そんな中、晴原の解析により、台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起をすることに。「被災を経験している自分が危機を知らせるのが一番効果的」と考えた彩は、忘れたい過去と対峙し、中継に出演することを志願するが……と展開する。
ドラマは、小沢かなさんが「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガが原作で、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し、最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。
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