伊藤沙莉さんが主演する2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんの人生をモデルに、ヒロイン・猪爪寅子(伊藤さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。4月8日から第2週「女三人寄ればかしましい?」がスタート。ここでは、安藤輪子(わこ)さん演じる中山千春を紹介する。
ウナギノボリ
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中山千春は、明律大学で法を学ぶ寅子が、新たに出会う人々のうちの一人。久保田聡子(小林涼子さん)と同じく女子部の一期生。久保田とともに寅子たち後輩を歓迎する。人当たりが柔らかく、親切で、涙もろい。
中山千春役の安藤さんは、朝ドラ初出演となる。
第2週では、昭和7(1932)年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子は、女子の憧れの的の華族令嬢・涼子(桜井ユキさん)、最年長の梅子(平岩紙さん)、留学生の香淑(ハ・ヨンスさん)らと出会う。
「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫さん)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子に、山田よね(土居志央梨さん)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。
新聞が女子部の存在を面白おかしく取り上げる中、人一倍熱いよねの言動にひかれた寅子は、思わずよねを尾行。初めて本物の裁判を傍聴する……。
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