海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第11回「まどう心」が、3月17日に放送された。同回では、まひろ(吉高さん)と道長(柄本佑さん)の廃邸でのラブシーンが再び描かれたが、視聴者の間でBGMが話題となった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
第11回では、兼家(段田安則さん)の計画により花山天皇(本郷奏多さん)が退位。為時(岸谷五朗さん)は再び官職を失うこととなった。まひろは、左大臣家の娘・倫子(黒木華さん)に、父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られてしまう。
それでも諦めきれないまひろは、兼家に直訴。しかし、受け入れてもらえず、兼家はまひろを「虫けら」扱いする始末。一方、東三条殿では道隆(井浦新さん)の嫡男・伊周(三浦翔平さん)らも招いて宴(うたげ)が催され、栄華を極めようとしていた。
そんな中、まひろは道長に誘われ、“いつもの廃邸”へ。勢いよく道長の胸に飛び込み、唇を重ねるまひろだったが、「俺の心の中でお前が一番だ」という道長の「妻になってくれ」との言葉が、「妾(しょう)として、そばにいてくれ」という意味だと分かると、道長を拒絶する。
道長は道長で、「どうすればお前は納得するのだ。言ってみろ。遠くの国に行くのは嫌だ。偉くなって世を変えろ。北の方でなければ嫌だ。勝手なことばかり。勝手なことばかり言うな」と言い残し、まひろの前から去ってしまう。そして一人残されたまひろは涙を流し……と展開した。
この一連のシーンで話題となったのが、大河ドラマのBGMには少々似つかわしくない“泣きのギター”。SNSでは「大河ぽくないギターソロ」「大友良英さんみたいなギターが」「ゲイリー・ムーアばりのギター」「クラプトンばりにギターが泣いていた」などと視聴者は反応。「大河ドラマで泣きのギターを聴くとはね」「むせび泣くギターサウンドが平安の世に響いた」「平安の夜に唸るエレキギターの調べが印象的だったなぁ。一番だけど一番になれない。苦しい恋」「禁断の恋のラブシーンにエレキギターの音楽。こんな大河ドラマは見たことないぞ! まひろ、これはつらい」といった感想も書き込まれた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
タレントのタモリさんが、12月27日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。
日本テレビ系の人気バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」の4時間半スペシャルが12月26日午後7時から放送される。人気コーナー「ゴチになります!25(ゴチバトル)」でクビと…
木村拓哉さんが型破りな天才シェフを好演して人気を博したドラマ「グランメゾン東京」(TBS)が12月26日深夜から4日連続で一挙放送される。
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、第13週「幸せって何なん?」を放送。12月27日の第65回は……。