俳優の浜辺美波さんが3月12日、米国で「第96回アカデミー賞」の視覚効果賞を受賞した映画「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の東京都内での受賞記念会見に、花束を持ってお祝いに駆けつけた。今作でヒロイン・大石典子を演じた浜辺さんは、会場でオスカー像を持ってみて、「思っていたよりすごく重たいですね。皆さん軽々しく……」といい、山崎監督から「言葉の使い方、おかしい。オスカーを軽々しく持った男(笑い)」とツッコまれた。
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監督に指摘されて、浜辺さんは慌てて笑顔で訂正。「軽く持っていらっしゃるので(笑い)。本当に落としちゃいそう。片手でよく持てますね」とその重さに驚いた様子で、「(オスカー像を)見られる日が来るとは思っていなかったので、すごいです」と感激した様子だった。
また、浜辺さんは受賞が決まったときを振り返り、「私も(授賞式を)拝見していて、まさか、と選ばれたときにびっくりして、皆さんの喜んでいる表情と監督の素晴らしいスピーチで……」とコメントすると、「うるさいわ。もうやめてそれ」と“つたないスピーチ”を反省していた山崎監督からツッコまれていた。
最後に山崎監督は「あまりにもうまくいきすぎているので本当にちょっと怖いんですけど」と言いつつ、「ここを到達点にしないで、ここを出発点にして、さらにいろんなことに挑戦していきたい」と意気込みを語った。
会見には渋谷紀世子さん(VFXディレクター)、高橋正紀さん(3DCGディレクター)、野島達司さん(エフェクトアーティスト/コンポジター)も出席。
「ゴジラ-1.0」は、「ゴジラ」シリーズ生誕70周年記念作として昨年11月に公開。主演を神木隆之介さん、ヒロインを浜辺美波さんが務めた。3月8日に発表された「第47回日本アカデミー賞」でも作品賞をはじめ、最多12部門を受賞した。
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