対岸の家事~これが、私の生きる道!~
#1 専業主婦は絶滅危惧種…!?
4月1日(火)放送分
俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)。第106回(3月1日放送)では、ヒロイン・スズ子(趣里さん)が新曲「買物ブギ」を披露し、さらに磨きがかかった趣里さんの歌声と、華やかなステージが話題となった。この場面での趣里さんの様子や、撮影の裏側について、制作統括の福岡利武さんが語った。
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「買物ブギ」(1950年)は、スズ子のモデルとなった笠置シヅ子さんの代表曲の一つで、作曲は羽鳥善一(草なぎ剛さん)のモデルとなった服部良一さん、作詞は服部さんが「村雨まさを」名義で手がけた。上方落語の演目「無い物買い」を参考にしているといい、大阪弁でつづられたユニークな歌詞が印象的だ。
劇中では、スズ子が買い物かごを手にする姿を見た羽鳥が「買物ブギ」をひらめいたが、史実からアレンジした理由について、福岡さんは「『ブギウギ』は生活感をすごく大事にしている作品なので、スズ子の生活感あふれる姿から着想を得たという展開にさせていただいたほうが、面白い『買物ブギ』が見せられるのかなと考えました」と説明する。
「この曲は非常に生活感がある歌で、日本が戦争でものが買えない時代から買える時代になったという喜びを表現する歌でもあると思います。スズ子が買い物姿のままステージに立つというところも含めて、いかにもスズ子の日常的な歌に聞こえたらいいなと思い、そのようにさせていただきました」
そんな「買物ブギ」のステージを振り返り、福岡さんは「とても面白く、すてきなステージでした。『買物ブギ』の撮影が始まると、他の準備をしていたスタッフもステージを見に行くくらい、楽しい歌に仕上がっていました」と語る。
この場面の舞台演出は、これまでのステージシーン同様、宝塚歌劇団やOSK日本歌劇団でも演出を手がけてきた荻田浩一さんが担当した。特にこだわった点を聞くと、福岡さんは「パネルがひっくり返ったり『OSSAN』の文字が出てきたりというのは、荻田さん含めて話し合って考えました。古典的なアイデアなんですけど、古臭さを感じることなく、楽しく見られるよう作り込みました」と明かす。
大阪弁でまくし立てるような歌詞を、踊りながら見事に歌い上げた趣里さんについては、「すごく難しい歌だと思いますが、本当に楽しいステージにしてくださいました。今までスズ子として舞台に立ってきた積み重ねだと思いますし、趣里さんも良い意味で肩の力が抜けつつ、スズ子の成長も感じられる魅力的なステージになりました」とたたえる。
この場面では、羽鳥や前マネジャーの山下(近藤芳正さん)が不在の中、スズ子は新人マネジャーのタケシ(三浦りょう太さん)に「あんた、よう見ときや」と語りかけ、ステージに立った。「タケシに背中を見せなければ」というスズ子の強い意志を感じる見事なステージを披露したが、この時の趣里さんの様子はどうだったのだろうか。
福岡さんは「多分、趣里さんの中では、お客さんをいかに盛り上げるかというところを大事にされていたと思います」と回顧する。
「お客さん役はエキストラの方なんですけれども、やっぱり素直な現場の雰囲気を含め、『面白い』という空気にするために一生懸命だったのではないでしょうか。その様子を、しっかりとタケシに見せられれば、というふうに考えていたと思います」
これまで毎週のように、劇中で歌い踊り、圧巻のパフォーマンスを披露してきた趣里さん。日々の撮影に加え、歌と踊りの練習も日常的に行っていたといい、福岡さんは「本当に頭が下がります」と趣里さんに感謝する。
朝ドラは通常、月曜に本読みとリハーサル、火曜から金曜まで撮影をして、土日が休みというスケジュールで動くことが多いというが、「ブギウギ」ではステージの練習もあるため、福岡さんは「決まったルーティン通りではないことも多かったです。その中で働き方改革をしっかりと守りつつ、出演者の健康管理も徹底しなければならないため、大変でしたね」と苦笑いで語る。
「ステージのリハーサルはしっかり行いますが、趣里さんもここまでずっとスズ子を演じてきていただいているので、お芝居については極力リハーサルを少なくして、空いている時間に、ステージ衣装のフィッティングをしたり、メークの確認をしたり、歌の練習や踊りの練習を入れていく形で進めていました」という。
趣里さんは、毎週のように放送されるステージシーンをこなすため、「音源と振りの映像は本番の大分前にお渡ししているのですが、その時に撮影されるステージの準備をしなければならないので、あっちやってこっちやって……みたいな感じで練習に励んでいらっしゃいました」と同時進行で異なるステージの歌とダンスを習得していたのだという。
「『買物ブギ』は難しい歌なので、昨年11月ぐらいから練習を始め、ステージシーンは12月末に撮っているので1カ月半くらいでマスターされていたと思います。空いている時間に練習されていましたが、1カ月半以上前だと、その前のステージシーンの撮影が近いので、近いものを集中して練習するという感じですね。とっても大変だったと思いますし、パフォーマンスもどんどん魅力的に進化していって、成長していく過程が見事に表現されていたので、本当にすごいです」
過酷なスケジュールをこなしながら、数々の素晴らしいステージを披露してきた趣里さん。物語は終盤にさしかかったが、今後もスズ子としてますます成熟したパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
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