海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第5回「告白」が、2月4日に放送され、段田安則さん演じる藤原兼家の言動に注目が集まった。
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第5回では、道長(柄本佑さん)が右大臣家の子息であり、6年前に母を手にかけた道兼(玉置玲央さん)の弟であることを知ったまひろ(吉高さん)は、ショックを受けて寝込んでしまう。一方、まひろが倒れたことを聞いた道長は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。直秀(毎熊克哉さん)の導きで、ようやく再会することができたまひろと道長だったが……と展開した。
まひろから、母を殺めた道兼のことを「生涯呪う」と言われ、謝るしかなかった道長は、急いで屋敷へと戻ると、道兼に「兄上、6年前人を殺めましたか? お答えください」と聞く。
6年前、返り血を浴びた自分の姿を道長に見られていた道兼は、動じることなく「やっと聞いたな、お前。やはり見ておったか。虫けらの一人や二人、殺したとて、どうということもないわ」と言い放つ
激高した道長は「何だと! 虫けらはお前だ」と道兼を殴りつけるも、道兼は「父上に言ったのはお前ではないのか。父上(兼家)もご存じだぞ。何もかも父上が何もかももみ消してくださったのだ」と口にし、驚く道長を前に、兼家も「我が一族の不始末、捨て置くわけにはゆかんでな」とあっさりと認めた。
すると道兼は「そもそもお前が悪いんだぞ。お前が俺をいら立たせなかったら、あのようなことは起こらなかった。あの女が死んだのもお前のせいだ」と道長に“責任転嫁”。すると、二人の諍いを前に兼家は「道長にこのような熱き心があったとは知らなんだ。これなら我が一族の行く末は安泰じゃ。きょうは良い日じゃ」と笑いが止まらなかった。
SNSでは「兼家パパが道長の激昂を見て喜んでるのが恐ろしかった」「最後の兼家に全て持っていかれた」などと視聴者は反応。「段田安則さんの兼家、悪役としての完成度がすっごいな」「とりあえず段田兼家が最高ということだけは分かった」「段田安則さん、さすがの演技。前半主役かなと思うほど。うれしい」といった賞賛の声も上がった。
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